①ランニング時の足部の痛み:アキレス腱炎

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今回はランニング時に生じる膝、股関節の痛みシリーズに続く、ふくらはぎから下の部分のいわゆる”足部”といわれる部分についての痛みをシリーズにして紹介します。

アキレス腱炎はその名のとおりアキレス腱に微細な亀裂が入り、それが炎症を生んで痛み出す症状のことです。アキレス腱とはふくらはぎである下腿三頭筋とかかとをつなぐ腱のことです。

アキレス腱炎はよく走るランナーに頻繁に起こるオーバーユース症候群の一種であり、スポーツ障害として一般的なものです。とはいえ起こりやすい年齢は中高年のランナーになります。

下腿三頭筋とその下のヒラメ筋のストレッチ不足も主な原因の一つです。アキレス腱炎についてはしっかりとした事前のストレッチや事後のアイシングを行えば、まず予防は可能な症状であります。

アキレス腱炎の段階でしっかりと休息をとりケアしてあげないと、アキレス腱断裂やハムストリングの肉離れにもつながりかねません。またアキレス腱はパラテノンという薄い膜でおおわれていますが、この部分に炎症を生じた場合をアキレス腱周囲炎と呼び、アキレス腱炎と伴に併発しやすい症状です。

O脚の人やアップダウンの激しい坂道を好んでランニングする方にもよく発生します。テーピングで補強してアイシングでケアしてあげてください。また靴が本当に自分の足とあっているかについても確認が必要です。

次回は足裏の痛み、足底筋膜炎です。

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