③ランニング時の股関節の痛み:恥骨結合炎

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前回は腸腰筋腱炎でしたが、今回は恥骨結合炎です。

恥骨結合炎というと”グロインペイン”という別称で知られていると思います。腸腰筋腱炎も実はグロインペインに分類されるのですが、恥骨結合炎は元サッカー日本代表選手だった中田英寿さんが罹患されたので有名になりました。

恥骨は骨盤の一部であり、骨盤の前面、急所の後ろに位置する骨のことです。そして左右の骨盤をくっつけている軟骨の部分を恥骨結合面といいます。恥骨結合は、軟骨のみならず上恥骨靭帯、恥骨弓靭帯も付随しており、ある程度の動きを許容してくれるようになっています。

この恥骨結合に損傷と炎症が起こり、痛みが発症することを恥骨結合炎といいます。当該部を酷使し、急な動きを繰り返すサッカー、野球、ラクビー、陸上選手や出産をひかえた妊婦さんにも発症しやすいといわれています。

この結合炎は治りにくく、中田選手引退の遠因にもなりました。また予防も発生メカニズムがはっきりとは解明されていないため難しいとされています。ただし有効なのはストレッチだといわれています。また骨盤のゆがみを矯正することも大切です。

以上で股関節周りの痛みについての紹介を終わります。

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