①ランニング時の股関節の痛み:変形性股関節症

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ランニング時に起きる身体の痛みシリーズです。前回は膝痛シリーズ()でしたが、今回は股関節痛シリーズです。

股関節は人体のなかでもっとも大きな関節です。上半身と下半身を結ぶ扇の要的存在であり、ランニングの際には脚を前に出す支点の役目を果たします。

股関節が硬いと身体全体をバランスよく使って走ることができず、色んな部位に悪影響が出ます。ここではこの重要な部位についての痛みの原因を取り上げ解説します。

今回は変形性股関節症です。

変形性股関節症は年配のベテランランナーに多い症状です。長年のランニングで大腿骨と骨盤の間の軟骨がすり減ったり傷ついたりして変形して、その接触面が摩擦と炎症を起こし、痛みが生じます。その意味では膝の痛みシリーズで紹介した変形性膝関節症と同じ症状です。

腸腰筋の筋力不足も原因の一つです。ここが弱いと股関節に負担がかかり、変形に拍車がかかります。また股関節周りの柔軟性不足も問題です。股関節が固いとあぐらをかくことができません。日頃からストレッチとともに股関節周りの筋肉強化が大切です。

ストレッチについては以下の動画が参考になります。

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走り方も修正しましょう。膝の痛みの時と同様に、ストライド走法をやめてピッチ走法にしたり、起伏の激しい場所ではなくできるだけ平坦な場所を選んで走りましょう。また走る姿勢も大切です。極端な前傾、後傾姿勢も症状を悪化させます。背筋を伸ばし、あごを引き、目は正面をみて走りましょう。

ただし1週間安静にしていても痛みが引かない場合は病院で診てもらいましょう。次回は腸腰筋腱炎です。

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