③ランニング時の膝の痛み診断:鵞足炎

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前回は腸頸靭帯炎について話をしました。今回は鵞足炎です。

鵞足炎の鵞はガチョウのガですね。膝の内側には3本の筋が走っており、それぞれ縫工筋、薄筋、半腱様筋と呼ばれています。鵞足とはこの三つの筋が頸骨にひっついている部分をいいます。この部分の筋が頸骨とすれたり引き伸ばされたりして炎症を起こします。

原因はX脚のひと、いわゆる内股のために走行中に力が膝の内側へとかかる人に多い症状です。これを”オーバープロネーション”といいます。プロネーションとは脚のひねりのことをいいます。また過剰なランニング距離数をこなしても発生します。ようするに走りすぎです。

対処法はアイシング、3~4日安静にする、階段はゆっくり上り下りする、膝と脚の向きをまっすぐにして走るなどです。後はオーバープロネーション対応のシューズ、つまり自分の足にあったインソールがはいったシューズを選ぶか、もしくはインソールをオーダーメードすることが大切です。

痛みが引けば、また走り出してもらってもかまわないです。ただし3~4日安静しても痛みが引かないのであれば、お医者さんに行って下さい。

次回はジャンパー膝と呼ばれる膝蓋軟骨軟化症です。

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