②ランニング時の膝の痛み診断:腸頸靭帯炎

20110507180226e0f

前回は半月板損傷についてご紹介しました。今回はランナー膝と呼ばれる腸頸靭帯炎についてお話します。

腸頸靭帯はその名のとおり、下腹部の腸の部分から膝下の骨である頸骨のところまで主にふとももの外側をつないでいる長く大きな靭帯のことです。腸頸靭帯炎はラナーズニーと呼ばれるとおり、ランナーに良く見られる症状です。

膝の外側にある靭帯が、大腿骨の外側の部分と擦れ合って生じる痛みのことです。ランニング始めたばかりの人や、最近距離を急に伸ばし始めた人、そしてO脚の人に発生しやすい症状です。シューズの底の外側が異常に減っているなら要注意です。

膝の外側の部分に発生する痛みですので、この痛みが生じた場合はラナーズニーを疑ってみてください。そしてしばらく安静にして痛みが引くまで待ちましょう。

ランニングを始めたばかりで運動不足の人はからだの柔軟性がなく、またフォームも膝が伸びたまま着地していることが、この炎症の原因になります。また走りなれている人でも歩幅を長く取るストライド走法をする方には発生しやすい症状です。

次回は外側ではなく膝の内側が痛む鵞足炎について説明します。

This entry was posted in 運動, ランニング時の痛み. Bookmark the permalink.