ココアに含まれるフラバノール

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前回はバラエティあふれるコーヒーの紹介をしましたが、今回は同じ冬には暖かい飲み物でおなじみの、ココアの効能について紹介します。

最近、ココアに含まれるフラバノールという成分が注目されています。フラバノールにはお茶に含まれているカテキンなどもその一種になりますが、血管を拡張して心筋梗塞を予防し、認知症予防にも効果的だといわれています。ココアのほかにはブルーベリーやぶどうにも多く含まれています。

ココアはカカオから油脂を取り除いたものを粉上にしたものですから、その意味ではそれに砂糖とミルクを加えて固めたチョコレートとほとんど同じものだといえますが、チョコレートの消費量が多い国では多くのノーベル賞受賞者を輩出しているという説もあります。

ココアに含まれるフラバノールは、脳の海馬の歯状回(しじょうかい)と呼ばれる主要部位の血流量を増加させます。歯状回は記憶の形成に関わる部位で、その処理能力は通常年齢とともに低下するのですが、ココアを3ヶ月間毎日摂取させた60代のグループの記憶力が、30代のそれにまで向上したという研究も出てきています。

ココアはカルシウムも豊富に含まれていますので、骨粗しょう症対策にも効果的ですし、その意味では、高齢者にとって2大疾患である認知症と骨粗しょう症のどちらにも有効であるといえます。

コーヒーほど苦くなく、子供にとっても飲みやすい飲み物です。寒い季節、身体を温め一息をつくためにココアを利用してみてほしいですね。

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