七味唐辛子の効能

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うどんやそばに七味唐辛子をいれるのはごく普通のことです。ではその七味とは一体どのようなものでできているのでしょうか。少しは答えられてもすべてを答えられる人はあまりおられないかもしれません。

七味とは、黒胡麻、山椒、陳皮、麻の実、けしの実、唐辛子、焼唐辛子のことです。その幾つかを紹介します。

山椒は縄文時代の遺跡からも発見されており、古来から薬用の調味料として親しまれてきました。舌のしびれる感覚はこの山椒から来ています。咳止めの効果があるそうです。

陳皮はマンダリンオレンジの果皮を乾かして粉末状にしたものです。成分としてヘスペリジンルチンなどが含まれており、食欲増進、胃腸炎の緩和、咳止め、嘔吐止め、鎮痛剤の効果を持っているとされています。

関西と関東では七味の色合いと構成内容も変化しています。関西はうどんは薄味なので、それほどきつくて辛い香辛料は必要ありません。ですので唐辛子の成分は少なめになっていますので、色合いも黒っぽいです。

これに対して関東ではうどんもしょうゆなど濃いつゆを使うので、その分香辛料もきつめのものを使わないと引き立ちませんので、唐辛子が多めに入っています。そのため色合いも赤くなっています。

アメリカではS&B社の製品は”shichimi”ではなく”nanami”と呼称されています。そちらのほうが発音しやすいからだそうです。

七味は古来の日本人が漢方からヒントを得て生み出した、すばらしくコンパクトな調味料です。堺にも伝統ある香辛料専門店がございますので、試してほしいですね。

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