プロテニス選手が複数のドリンクを飲む理由

images

錦織選手が楽天openを制して優勝しました。本当におめでとうございます。今までは怪我やスタミナの不足で苦しんできましたが、最近はそのようなケースもなく、最後までしっかり闘える、スタミナのある選手だとみなされるようになって来ました。

錦織選手もそうでしたが、プロのテニス選手は休憩の合間に栄養ドリンクを摂取しているのがテレビに映ります。ほとんどの選手が複数の栄養ドリンクと普通の水を摂取します。水を飲むのは、栄養ドリンクには独特の味がついていますので、プレイ中に口の中に味が残らないようにお口直しのためです。

栄養ドリンクは主に2種類、即効性のエナジードリンクと持続性のあるものです。即効性のものはブドウ糖や果糖などの糖質を含んだもので、遅効性、持続性のものはクエン酸、アミノ酸、各種ビタミン、食塩などのミネラル類です。

錦織選手ぐらいのトップ選手になると、ほとんど自分で調合した特性のドリンクを持参していると思います。スポンサーのラベルが入っていますが、中身は自家製のものでしょう。対戦相手の強さやタイプに応じて内容を変えたり、セット数やフィールドの種類など試合の形式、その日の体調に応じて配合物を変えているはずです。

マラソン選手も補給所でスペシャルドリンクを取りますよね。マラソンの場合は、前半は脱水症状を防ぐための電解質を多く含んだドリンクを、後半ではエネルギーを持続させるための糖質の入ったドリンクを供給するそうです。

テニス選手は反復横とびのような強度の高い運動を繰り返しますので、肉離れやつったりするなど筋肉系のトラブルが起こりやすいのですが、それを予防するためにも電解質の豊富なドリンクを準備する必要があります。

昔はコーラや紅茶など、自分の好きなドリンクを飲んでいた時期もあったそうですが、スポーツドリンクが進化するにつれて、そういうこともなくなってきました。コーラや紅茶は利尿作用のあるカフェインが入っていますので、水分を体外に排出してしまうことになり好ましくはないのですが、それでも好きな選手は飲んでいるのを今でもたまにみかけますね。

こうしてみていくと、どのような配合のドリンクを飲んでいるかで、そのスポーツの特性が見えてくると思いますし、それを考えるのは面白いことだと思います。

This entry was posted in 運動, 食事. Bookmark the permalink.