プリン体って一体なに?

0226_2_1la

最近、ビールのラベルにプリン体オフという表示を見ることが多くなりました。プリン体とは一体なんでしょうか。

プリン体は魚、肉、穀物など食物全般に含まれているものであり、人間の体内でも生成、代謝される核酸の構成物質です。運動、たとえば筋トレなどをすると代謝されます。また暴飲暴食でも作られます。

プリン体は体内で分解されると尿酸に変わり、そのほとんどは体外に排出されますが、尿酸量が多すぎると、一部は血液中に残存して尿酸値を上げます。そしてこの尿酸が痛風の原因となるのです。アルコールは肝臓で尿酸をつくるのを助け、尿酸値を上げてしまいますが、各種のアルコール類でもビールがもっともその働きが強いといいます。

プリン体を含む食品はたくさんあります。レバー類、白子、エビ、イワシ、カツオ等の魚介類や干し椎茸、そしてビールなどです。ビールには100mlあたり約5-10mg程度、発泡酒にはその約半分が含まれているといいます。

とはいえ痛風に悩まれている方や、ビールを毎日相当量飲まないとすまない人はともかく、適量を飲んでいる人にとっては、プリン体摂取にそれほど神経質になる必要はありません。そもそも尿酸の80%は体内のプリン体から作られるものであり、残りの20%程度が食物から摂取されるものです。

プリン体は決して不要物ではないのです。遺伝子の核酸を構成する大切な要素ですし、同時にエネルギー伝達物質でもあります。尿酸値は過小の場合でも腎結石や腎臓病の原因になるともいわれています。

プリン体単独での摂取量に気をつけるのではなく、食生活全般を見直すことが大切です。

This entry was posted in 食事. Bookmark the permalink.