大胸筋がすごいウルグアイ代表

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大胸筋とはいわゆる胸板の筋肉のことです。格闘家はここを鍛えますが、サッカーなどの有酸素運動を主体とするスポーツでは、あまり重視されてきませんでした。しかし先日キリンカップで来日したウルグアイ代表の選手たちは、みなこの部分が大きく発達しており、日本代表選手との差は歴然としていました。

日本ではサッカーは脚でやるものだと思っています。しかしサッカーというスポーツが発祥のイギリスにおいて、ラクビーと混在したルールのもとで行われていたことからもわかるように、もともと身体的接触の激しいスポーツであり、上半身も使った全身運動のスポーツなのです。

ではなぜ大胸筋が大事なのでしょうか。それはこの筋肉を一番使うスポーツが柔道であることからもわかりますが、身体のバランスを司る機能を持つ筋肉のひとつだからです。大胸筋を鍛えるには、たとえばプルオーバーやチェストプルなどの筋トレをやるのですが、この動きはまさに柔道の立会いにおける襟を持って相手を引き込んだり突き放したりして、体勢を崩す動きと同じなのです。

また陸上選手、特に100メートルなどの短距離走の選手も、この部分の筋肉を鍛えます。ボルト選手などもこの部分はすごいですよね。これは走行中に身体がブレないようにするためです。2本の脚を回転させるための支点となる上半身の軸がぶれれば、パワーロスが大きく、それは時間のロスにもつながります。なので短距離ランナーはこの部分を鍛え上げるのです。

サッカーは何もしなくても、ボールをけっていれば下半身に筋肉はつきます。しかし上半身は意識してつけなければつきません。日本人選手はテクニックはあるけど、それを実践で使うことができないといわれてきました。これは相手との接触によって体勢を崩されることが多いからという理由が大きいのですが、そのフィジカルの弱さの原因の一つが、この大胸筋の小ささからきていると思われます。フットサルはともかくとして、サッカーもしくはフットボールは上半身の力も必要だということを理解してほしいと思います。

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