長野の長寿を支える信州味噌

kokuhei_l

味噌は日本人の食文化の中心です。おにぎりに味噌を包んだり、味噌汁にしたりして味噌は一汁一菜に欠かせない食材です。

最近この味噌が相当程度、日本人の長寿に貢献しているのではないかといわれています。長野県は全国一の長寿県になりましたが、長野県には生産量、消費量ともに全国一の信州味噌があります。現在、日本で生産・消費されている味噌の約4割が、信州味噌なのです。淡色で辛口が特徴だといいます。

長野県はかつて各家庭において味噌が作られていたほど、味噌は食材の中心です。その信州味噌には、メラノイジンという物質が大量に含まれています。これは醤油や味噌のあの茶色を彩っている成分です。

メラノイジンには強力な抗酸化作用を持っており、がんを抑制してくれる効果があります。実際味噌汁を良く飲む人のがん発生率は低いという統計的な結果が多くみられています。味噌には、フィト・エストロゲンという植物性の女性ホルモン作用物質が含まれていて、乳がんの発生を抑えると考えられています。他には便秘や血流を良くしてくれる効果があるといわれています。

味噌はもともと大豆を発酵させて作られるものですから、植物性たんぱく質を豊富に含んでいるのですが、この植物性たんぱく質はそのままだと消化吸収が難しいものとされています。しかし味噌のように発酵させますと、消化吸収しやすい食品に代わるのです。

味噌唯一の欠点といえば塩分過多ですが、減塩の味噌もたくさん売られていますし、また長野県民は野菜をたくさん食するので、野菜に含まれるカリウムがその塩分を排出してくれるのです。是非一汁一菜を心がけて、長野県民のような長寿生活を目指しましょう。

This entry was posted in 食事. Bookmark the permalink.