体内時計の調整

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体内時計は一旦狂いだすと、なかなか調整が難しいものです。

体内時計はすべての人間に備わっていて、誰にも言われなくても日中は活動モードに、夜中はお休みモードにするバイオリズムのことです。大脳内の視交叉上核にあるといわれています。また身体のほとんどの臓器にも体内時計の子時計があって、脳内の親時計からの指令を受けているといわれています。

体内時計は日光にあたることで一旦リセットされます。ですので朝起きるととりあえず日光を浴びることで、体内時計を正確に動かすことができます。また逆に夜はできるだけ自然な形で光の浴びる量を減らしていくことが大事になります。

夏休みに海外旅行に出かけられる方も多いと思いますが、そのとき問題になるのは時差ぼけですよね。人間には朝型人間と夜型人間がいますが、実は朝型人間のほうが時差ぼけには弱いといわれています。というのは朝型人間は体内時計が朝型に偏重して最適化されているので、夜型人間のように体内時計の縛りのうすい人と比較すれば、体内時計がくずれにくいので時差ぼけになりやすいのです。

また年齢も関係してきます。年齢が高いほど、時差ぼけの症状がでてきます。時差ぼけからの回復も遅れます。また方向も関係してきます。日本からアメリカ方面へ向かうことを 東行き、ヨーロッパ方面へ行くことを 西行き とします。人間の体内時計は1日が約24時間+1時間の25時間だといわれていますが、人間は早起きするよりも夜更かしするほうが容易だといわれています。ですので一日の時間が短くなる東行きは体内時計の調整が難しく、逆に長くなる西行きは、体内時計の調整がしやすく症状が軽くなるようです。

さてこのような時差ぼけにはどのように対処すべきでしょうか。色々な対策法が提案されています。現地時間に合わせて行動する、(現地時間の)朝に眠たくても日光にあたるなどです。

また、機内食をしっかり摂ることも大事だといわれています。脳に親時計、各臓器に子時計があるように、胃には胃時計があるといわれています。基本的には胃時計は脳の親時計に従っていますが、時差ぼけ対策としてこの胃時計のほうをまず調整することで親時計のほうを調整してしまおうという発想です。

ただし、時差ぼけ対策で機内食を摂る摂らないで、識者でも意見が分かれています。

機内食は現地の時間に合わせて提供されますので、機内食をしっかり摂ることで胃時計を調整して現地時間に順応させることは可能でしょう。また機内食をまったくとらないで水分だけにして、一旦胃と胃時計をリセットして、現地での食事時間に合わせて着いてからはじめて食事を取るというのも、結局のところ胃時計をどう調節するかの方法の違いにすぎないのです。

機内でプチ断食が可能な人は機内食を取らないでいいですし、それに耐えられない人は機内食を摂って胃時計を調節することで、親時計の調節にもつながるはずです。

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