”パワー・ウェイト・レシオ”を意識して

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”パワー・ウェイト・レシオ”という言葉は聴きなれないかもしれません。自動車やバイクなどで聞かれたことがあるかもしれません。パワー・ウェイト・レシオとは”出力重量比”のことで、主に加速力を現す指標のひとつです。車でいえば、エンジンの出力を車体重量で割ったものです。つまり車体1キロあたりの主力数(ワット数)と考えることができます。したがってこの値が大きければ大きいほど、出力の効率性が高いということになります。

要は車でいえば、馬力と車重の両方を考えないと、駆動力はわかりませんよねということです。どんなに馬力があっても車体が重ければ、車は前に進みません。逆に言うと馬力がなくても車体が軽ければ、車は元気よく前に進むのです。

人間についても同じことが言えます。筋肉をつけることで筋肉は脂肪より重いので体重が増えますが、それ以上にパワーを発揮できれば、全体として駆動力は上がります。逆に、脂肪が軽いからといって運動をしないで筋肉が落ちて脂肪がつけば、体重が増える以上にパワーが落ちてしまって駆動力は下がってしまいます。

体重が増えても、もともと体力のある人はそれでも活発に動けます。しかしある許容範囲を超えて体重がついてしまうと、どんなに体力があっても動くのがおっくうになってしまいます。

肥満のプロセスは序序に太り始めて、体重が体力でカバーできる限界値を超えたところで一気に進行します。これは食べる量は変わらないのに、肥満で動けなくなって活動量が一気に減って消費カロリーが落ちるからです。

したがって肥満防止には少々太ったところで、直ちに生活習慣を見直してダイエットを行うことが大事です。限界値を超えて太ると、そこからやせるために運動を始めるのは、ひざや腰を痛めたりして大変です。

したがってアスリートのみならず一般人にとっても、自分にとって一番活動しやすく、パワーを発揮しやすい、最適な筋肉量を見つけることが大事です。

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