心肺機能を効率よく向上させるには

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心肺機能というのは年とともに落ちていきます。しかしランニングやサイクリングなど持久力を鍛える運動を生活習慣にすることで、その衰えを防止できます。

ただし漫然とランニングしていても、ある一定以上には心肺機能を向上させることはできにくくなります。では心肺機能を向上させる効率的なトレーニング法とはどんなものなのでしょうか。

それは”インターバル”・トレーニングになります。ある程度高い負荷の運動を一定時間続けた後、低い負荷での運動を一定時間続けて休みを取り、また高い負荷の運動を行うというサイクルを繰り返すトレーニングのことです。

心肺機能が高い人は、高負荷の運動で心拍数が高くなっていても、運動をやめれば心拍数も短時間で正常に戻っていきます。この心拍数がすぐに正常値にもどる能力の高い人が、心肺能力の高い人ということになります。

プロのマラソン選手は、実際のレースで走る42キロよりも短い距離を、何本も実際のレースよりも速く走る練習をします。これで心拍数の上下を激しくすることによって心肺機能を高めるのです。オリンピックにでるようなトップアスリートは吐くまで心肺に負荷をかけるトレーニングをすることもあります。

ただしこの方法は、あくまでも健康な成人男性にあてはまるものです。高齢者や心臓に問題のある人が、このようなトレーニングを頻繁かつ高負荷で行うのはお勧めできません。最近息切れが激しいなとか、駅の階段ものぼれなくなったとかいう運動不足の人も、是非自分の体調と相談しながら、まずは一定のペースでの心拍負荷で身体を慣らせていってみてください。

ジョギングをしている人にとって街中を走るのは少しストレスだと感じる人もおられると思います。というのは街中は信号が多くて、その都度立ち止まらないといけなくなるからです。このため赤信号時にはそのままその場で足を動かし続けているランナーのかたも多いですよね。ただその場合でも、少しいつもより速めに走りながら、赤信号でしっかり停止するというのも”擬似”インターバル・トレーニングになるので、心肺機能を高めるのには有効なのです。

ですので、必ずしも赤信号で立ち往生することがトレーニングの妨げになるわけではないのです。毎日しっかり走っているのにあまり心肺機能が高まらないなと感じている人は、このインターバル・トレーニングを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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