運動後にクールダウンが必要な理由

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サッカーの試合の後、選手たちがはだしでグラウンド上を歩いている姿をみるようになりました。歩く前にすこしジョギングしているのです。これはクールダウンのひとつの行為です。

このように運動やスポーツを楽しんだ後はクールダウンは欠かせませんが、ではなぜクールダウンが必要なのでしょうか。ひとつの理由は、試合という高負荷な運動を続けた後にいきなりやめてしまうと心臓に負担がかかるからです。

運動をすると血中に乳酸などの不純物質が蓄積されます。そのまま運動をやめてしまうと、血中にたまったそれらの物質を心臓のポンプのみで洗い流さなければなりません。運動中は全身の筋肉とともに特に足の大きな筋肉を使いますが、足は第2の心臓と呼ばれるとおり下半身に回った血液を足の筋肉によって再び上半身に送り出す役割をしています。ですので試合の後、クールダウンさせることで心拍数を序序に元に戻しながら、足の筋力の助けも借りながら血中濃度を正常化させるのです。

はだしでやるのは、サッカー選手だとスパイクによってきつく締め付けられていた足先を開放してあげて、疲れやコリを取り除く効果を期待してのことでしょう。ただしこれは芝生の上でないと怪我してしまう可能性があります。プロ選手の特権ですね。

またしばらく歩いた後で、筋肉をマッサージしてほぐしてやるのもクールダウンのひとつです。運動によって緊張していた筋繊維をほぐしてやることで、その緊張を解いてあげることになります。そうしないと筋肉はそのまま凝り固まってしまい、筋肉中の血流のとおりも悪くなり、結果栄養や酸素が筋肉にいきわたらなくなり、アスリートとしての性能も落ちてしまいます。

硬い筋肉は故障の原因となるとともに、次の試合までの回復力も落としてしまいます。一般のアマチュアアスリートでも定期的な運動を続けていくためには、疲労をできるだけ持ち越さないことが大事です。運動直後は筋肉が熱を持っていますから、アイシングなどで冷やしてあげるとともに、その後お風呂にはいってよくマッサージしてあげてください。

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