長友選手の肉体理論

長友佑都体幹

長友選手のだした体幹に関する本がベストセラーになっています。ここでも以前紹介させていただきました。そこに長友選手のフィジカルに関する考えが簡潔に述べられています。

長友選手も高校生のころは、一生懸命筋肉をつけようとして筋トレに励みました。その結果筋肉隆々の身体を手に入れたのです。しかしそれでサッカーの試合にでてみると、思うようなプレーが出来ずに故障してしまったそうです。その原因は身体のメカニズムを理解せず、闇雲に見栄えのいい表面の筋肉のみをつけて、不必要に身体を重くしてしまったことにあったといいます。

そのことを反省して、長友選手はインナーマッスル=体幹の強化に励みました。体幹の強化には器具を使ったトレーニングよりも自分の体重を使った“自重”のトレーニングが必要になります。この本はそのトレーニング集になっています。

長友選手の肉体に関する考えは、「内から外」、「内と外の連動」という言葉で言い表せるでしょう。まず身体の内側の筋肉である体幹を鍛え、次に外側の筋肉を適度につけ、その二つをうまく連動させて機能させるようにする。アスリートにとって一番最悪なのは外側の筋肉のみをつけようとすることだと言っています。

アスリートを目指している高校生にとって、自分の身体が内と外でバランスがとれているのかどうかを判断するには、ボルタリングが有効だと思います。というのも、一見見栄えのいい体格をしていても、本当に運動に必要な筋肉でなければ、その重みによって壁を登れないからです。

ボルタリングはフリークライミングの一種で、岩や崖を自分の腕力のみで昇り降りするスポーツですが、この運動はバランスの良い連動した筋肉をつけることを助けてくれます。

長友選手は体の大きな欧州の選手をみても、自分の方が”芯”が強いという自信を持つそうです。小柄な日本人選手も是非体幹トレーニングで、芯の強い選手になってほしいものです。

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