食後に眠くなるのは危険?

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食後にお腹がいっぱいになった後、眠くなるというのは誰にでもある経験だと思います。これは本来手足や頭にいく血液が、胃腸などの消化器官に振り分けられた結果です。頭に血が行かないので眠くなる、そして眠ってしまえば胃腸での消化にエネルギーを集中させることができます。食後に眠ると太るというのは、消化吸収が良くなる上、身体自身は休息しているからです。

ですから、食後に眠くなるのは生理現象で普通なのです。ただそれが急激に、しかもかなり強烈な眠気だとすると、すこし注意が必要です。

満腹になるぐらい食べていても、すい臓からインシュリンと呼ばれるホルモンが分泌されて、血液中のブドウ糖を分解してくれます。しかし毎回満腹になるまで食べていると、血糖値の変動が激しくなって、インシュリンの分泌がそれに追いつかず、分泌量も少なくなってしまい、ブドウ糖を効率的に分解できなくなります。その結果、細胞にエネルギーが行かなくなってしまいます。これが強烈な眠気や身体のだるさを生み出すのです。このような症状が現れた場合は、単なる生理現象ではなく初期型の糖尿病を疑うことも大事になってきます。

強烈な睡眠に誘われて、食後に長時間の睡眠をとることが常習化してしまいますと、はじめに述べましたように体重の増加を促進させてしまいます。また、昼間の睡眠などは夜の眠りを妨げますので、体内時計を狂わせて夜型になってしまいます。

このような状態に陥らないためには、胃腸とすい臓に負担のかからない食べ方をする必要があります。腹八分目の量を心がけ、炭水化物の過剰摂取を控え、よく噛んでゆっくり食べて血糖値の急激な上昇を招かない食べ方が必要になります。

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