靴底からみえる体の偏り

kutuzoko

日本人は道路が舗装されだしたのは戦後からですので、地面は土でその分クッション性があり、靴を履かなくても草鞋や下駄でもやっていけてました。欧米では石畳の道が多くて、靴がないととてもじゃないですが歩いていけません。

ローマ時代には馬車を走らせるために、石畳の道が舗装され、人間も皮の靴が必須になったのです。そういった欧州の環境が靴の歴史と文化を作ってきたのです。したがって欧州人は靴を室内でも履き続けますし、下手したらベットでも靴を履いています。

日本人ははだしが普通で、外に出るために仕方なく靴を履いているという感覚があります。そのため日本人は靴についてどこか健康よりもファッション性のほうを重視する傾向があります。また用途に合わない靴を履き続けて、足の変形を招いたりもしています。

正しい歩き方は、かかとから小指の付け根へと着地して、親指で地面をつかんでいきます。したがって靴底の減りはかかとと親指の外側にあるはずです。そうなっていない場合、歩く姿勢に傾きがあるということになります。左側の靴底が右側と比較してすり減っている場合、歩く姿勢が左側に偏っていることになります。

また、靴底の外側がすり減っている場合は、ガニ股もしくはO脚の可能性が高いです。足の外側の筋肉を使って歩いていることになるので、がっちりした足になります。内側が減っている場合は、内股またはX脚の可能性が高いでしょう。内側が減っている場合、小指の付け根の部分にまめやタコができやすく、腰痛の原因にもなります。偏平足の人に多い特徴です。

靴のつま先全体が減っている人は、常につま先に重心がかかっていますので、外反母趾になる可能性があります。

靴のすり方が広範囲に及んでいる方は、狭い人と比べて靴を”ずって”歩いていることを意味しますから、あまり足を上げないで歩いているということになります。

このように靴底を観察してみることで、自分の歩き方のくせや骨盤や姿勢の偏りなどに気づくことができるでしょう。基本的にはかかとの部分が左右均等に減っていれば、良い歩き方をしているということになります。自分の靴をチェックしてみて、自分の歩き方の特徴を見極めて、ひどい偏りがある場合には、自分の歩き方をもういちどみなおしてほしいですね。

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