武井壮さんの運動理論

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武井壮さんというと、百獣との戦いをして不戦不敗(?)のイメージトレーニングの持ちネタでブレイクした芸人さんですが、同時に今でも ハイアマチュアのアスリートでもあります。十種競技と呼ばれる多種類の競技をこなすジャンルの現役選手でもあります。そんな武井さんですがテレビやラジオで頻繁にスポーツに関する考えやノウハウを語ってくれています。

武井さん自身は野球や陸上、ゴルフなど複数の競技をこなしてきました。そのマルチプレイヤーぶりは、単独競技に打ち込みがちな一般的な日本人の競技観とは異質なものです。

複数競技をこなすためには、それぞれの競技に習熟するために膨大な練習量を必要とするように普通は考えますが、武井さんは違うそうです。武井さんは特定の競技の特定の体の使い方については、あまりトレーニングしないそうです。それよりも前に”自分の体を自分のイメージ通りに動かす”ことを主目的としたトレーニングを行うそうです。

自分の体を自分のイメージ通りに正確に動かすことができれば、後は個別の競技の特定の動き方をイメージして真似出来ればよい動きが出来るからという理屈です。武井さんはその競技ごとに一番強いといわれている人の動きをまねるそうです。そうすることで“素人”でもライバルたちに対抗できると考えているようです。

もちろん特定の競技に特化してトップ選手になる選手もいます。イチロー選手は日本球界の至宝であり長い間トップに君臨する野球選手ですが、実は他の競技をやらしてもあまりうまくはないそうです。イチロー選手のバッティングの一連の所作は、正確無比なバットの使い方の精度をずらさないための予備動作のように思えます。

武井壮さんの運動理論は、原始的な体の使い方をする陸上競技者としての思想が多く反映されていると思いますが、これからサッカーやテニス、バレーボールなど陸上競技以外のメジャーなスポーツをやりたいと思っている若い人にも参考になる運動理論だと思います。武井さんの持ちネタである百獣との格闘シミュレーションも、ライバルをよく観察してまねてみるという視点から出来上がったものでしょうね。

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