ハンドグリップ運動で高血圧改善

handgrip

NHKの「ためしてがってん」で紹介されていたハンドクリップ運動による高血圧の改善が話題になっていますね。30%程度の握力で2分間何らかの物を握り1分間休むことを繰り返すことで、高血圧が驚くほど改善されるという画期的な方法です。番組では1日片手ずつ3回、週に3日やるだけだと紹介されていましたね。

本質は何らかの物体を比較的軽い力で握る・離すを繰り返すことで、血管の内壁を柔らかくしていくれる一酸化窒素(NO)を体内で発生させるということですから、日常生活の中で実践することも可能だと思います。例えば満員電車で吊革につかまる、はなすという普通の行動でもこの握力脱力の行動を実践できていることになります。他には車の運転もそうですね。ハンドルを握る/離すをくりかえすことで同じ効果が得られるでしょう。床掃除のモップがけなんて、かなり握力を使うので効果的なのではないでしょうか。

スポーツでもそうです。サイクリングだとハンドルバーを走行中は握りますが、信号で止まると脱力します。走行中はその繰り返しです。またゴルフや野球、テニスやゲートボールなどもそうですよね。ポールを使ったノルディックウォーキングも走行中はポールを握り、立ち止まると握力を緩めます。

そういった意味では、スポーツを“日常的”に嗜んでいる人は特別に時間を作って意識的にハンドグリップ運動をする必要はないと思います。しかし何らかの理由で運動を定期的にすることができない、やりたくないという人で高血圧に悩まされている人にとっては、このハンドグリップ運動は非常に効果的なエクササイズだと言えると思います。

番組では巻いたタオルをクリップで留めたものを握らせることを推奨していましたが、握りやすいものならば何でもいいと思います。個人的にお勧めはテニスボールやカラーボールなど、握りやすく場所を取らないで手軽に持ち運べるものがいいと思います。

またNO(一酸化窒素)を産出する食べ物を摂取することも大事です。NOはL-アルギニンとL-シトルリンと呼ばれるアミノ酸によって生成されますので、アミノ酸が含まれる赤肉、魚や大豆などの良質のタンパク質を日ごろから摂取することを心掛けましょう。ただし取りすぎると、肉の飽和脂肪酸はNOの発生を助ける血管内細胞を傷つける働きがありますので注意しましょう。

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