長寿奄美大島の食

amami

奄美大島といえば、鹿児島県は種子島と沖縄諸島との間にある島です。豊かな自然と歴史で有名ですが、もうひとつ長寿の島であることも知られています。

奄美の食で特徴的なのは、黒糖=サトウキビと粒味噌です。奄美の味噌は米こうじを使った独特の味噌で、余計な塩を加えていないため減塩のお味噌です。また奄美にはサトウキビが栽培されており、海に囲まれた島特有のサトウキビはミネラルを豊富に含んでいて、煮詰めて黒糖にして食しているそうです。この黒糖の名前を”島ザラメ”といいます。まろやかで上品な味で、コーヒーでも紅茶でも何でもおいしくいただけます。

この黒糖と味噌を使った”魚みそ”は奄美人に長年愛されてきたお味噌です。赤ウルメという魚を焼いてつぶしてほぐしたものに、奄美の減塩された粒味噌と島ザラメを加えて混ぜ込んだものです。おみそ汁用のお味噌でなく、ご飯のお供や酒のあてとしてのお味噌です。食感はそぼろっぽく、ご飯に大変あうそうです。

また奄美はこの黒糖を使った黒糖焼酎でも有名です。この焼酎はサトウキビを原料にして米麹を加えて製造され、香りがとても甘いという特徴を持っています。ラム酒もサトウキビが原料なので特徴がとてもよくにていて、和製ラム酒ともいわれています。

以上、奄美の長寿の秘密の一つである食についてご紹介いたしましたが、お味噌も焼酎も発酵食品を使っているところが特徴的ですね。人間の免疫機能の大部分は腸内で担われており、その腸の健康を促進してくれるのが発酵食品なのです。

最近の奄美の人の食生活も欧米化がすすみ、伝統的な食生活も変化しているといいますが、奄美の食の利点を見直して学んでいきたいものですね。

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