股関節柔軟性強化のための”腰割”

shiko

大相撲の大阪場所が開かれ、堺市内でもお相撲さんの姿をみるようになりました。場所中におすもうさんが宿泊されている場所は以前の記事にありますのでご参照ください。

おすもうさんはあれだけの巨体で、毎日その巨体同士をぶつけあっているにもかかわらず、けがが少ないですね。 これは考えてみるとすごいことだと思います。お相撲さんの仕事は、「倒れないこと」「倒れてもけがしないこと」だと思うのですが、そんなお相撲さんの特徴を見習うことで、高齢者も転倒しにくい、また転倒してもけがのしにくい体づくりのヒントになるはずです。

お相撲さんの特徴は、その体重以外では、身体の柔軟性が挙げられます。実際、その柔軟性はバレリーナ並だともいわれます。そしてその柔軟性は”腰割”と”股割”と”四股”によって鍛えられているといわれています。股割は以下の動画のようなものです。あの大きなおすもうさんの胸が地面にべたっと張り付いているのがわかります。すごいですね。

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だからといって一般人が動画のようなトレーニングをするのは当然ながら難しいですよね。また正しいフォームでやらないと、いたずらに股関節の筋肉や腱を痛めてしまいます。股割で大事なのは骨盤を後傾させずに立てることですが、これがなかなか難しいのです。また地面に座ってやろうとしても、初心者で身体の固い人がいきなりやると中途半端な姿勢になり、筋肉や股関節を痛めてしまい長くは続きません。

実は”腰割”という基本動作が出来ていないと、股割や四股の動作もうまくできないのです。

そこで高齢者や初心者の方でも簡単に出来る、イスに座りながらの腰割の方法を紹介します。イスに座ることで自然と骨盤を立てながら、ゆっくりと安全に股関節の柔軟性を高めることが出来ます。骨盤を立てる感覚は頭の先っぽが天井から吊り下げられているような感じといえばわかりやすいかと思います。以下の整体師さんの動画を参考にしてください。これなら簡単にだれでも毎日出来ると思います。

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この運動は、股割のように股関節の柔軟性を高めるというよりは、どちらかといえば骨盤の前傾後傾の動きを自分自身で確認させるものですが、これで骨盤の動作のコツと自由に動かす感覚をつかんでしまいましょう。

次にイスを使わず立ったままの方法を紹介します。イスは使いませんが、安全のために壁を背にしてやってみましょう。まず壁を背にして両側のつま先を出来るだけ外側に向けながら、肩幅以上に両足を広げてたちます。背筋は伸ばして、顎はすこし引き決めにしてください。

次に背筋を伸ばしたままで、腰を膝の高さまでゆっくりゆっくり落としていきます。このときつま先と膝頭は同じ外側方向を向くようにします。腰を膝高よりも低くするとお尻が下がってしまいますので好ましくありません。膝の高さまで落とした状態で少しの間静止します。このとき下半身の筋肉がつっぱるのがわかるはずです。そしてまた元の姿勢に戻してください。

写真 (7)

この動きは”壁スクワット”と似ていますね。似ていますが、スクワットのほうがより下肢、とくに太ももの筋力を鍛えるほうに重点を置いているのに対して、腰割は股関節付近の関節の柔軟性と筋力を高めることに重点を置いていると言えると思います。毎日腰割に励んで、股関節の柔軟性を高めていきましょう。

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