運動習慣のために自分だけの”やる気スイッチ”をつくりましょう

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三浦知良選手といえば、日本サッカー界のスターです。40歳を過ぎてもいまだに現役のプロサッカー選手です。たぐいまれな節制された生活と練習のたまものだといわれています。

そんな三浦選手でも人間ですので、今日は練習に行きたくないなあとか、やる気がでないなあという日もあるそうです。ところがユニフォームに着替えてフィールドに出てみると、やる気の”スイッチ”がはいるそうです。

やる気が出なくてもとりあえず外に出て少し走ってみる、自転車に乗ってみる、ラケットを持ってコートにでてみる。そうすると、今までのおっくうな感じがどこかにいってしまって、運動に集中することできた経験を持つ人も多いのではないでしょうか。これは心理学的というよりも、実は脳神経学的に説明がつくメカニズムがあるのです。

最近の研究によって、どうもやる気の回路が脳の”腹側淡蒼球”という部位にあることがわかってきました。やる気というのは定義がむずかしいですが、要するに自分が何らかの行動を起こした後に、自分を気持ちよくさせてくれる報酬が返ってくることを予測することでインセンティブを得るということだとするならば、この淡蒼球はまさに報酬の量を予測し、運動や行動のやる気を与えてくれる神経回路の一部として機能するらしいのです。

そしてこの神経回路を働かせるには、自分に対してやる気を出すんだと言い聞かせて出させるのではなく、とにかくまずは身体を動かしてみることが大切らしいのです。とりあえず身体を動かしてみることで、体の末端からはりめぐらされた神経網から脳のほうに伝達がいき、淡蒼球が活発に動き出す契機=スイッチとなるのです。

また自分にやる気を出させる環境に持っていくことも大事なことです。ユニフォームを着てフィールドに出てしまえば、何もしないで帰るほうがもったいなく感じるはずですし、受験の時は部屋に”合格”という言葉の張り紙をしている人もいるでしょう。そしてやる気がはいる環境やルーティンを普段から意識して理解しておけば、自分をその環境に持っていくことで、気分が乗らない時でも無理をしないで続けられる運動習慣が身につくはずです。

とはいえ本当に体の調子が悪かったりすることもありますので、どうしても気分が乗らない場合はスパッとやめてしまうことも続けていくコツだと思います。

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