年をとると筋肉痛が遅れてくるのはなぜ?

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運動や筋力トレーニングは年齢問わず重要なものです。年齢の違いによって筋肉の付き方に違いが出るということはなく、その気になればいつからでも肉体強化を始められます。ただし運動をすると疲労や筋肉痛などが、若い頃とちがって遅れてやってくることを意識される方もおられると思います。

この筋肉痛の原因については、実はまだ確定的なことはわかっていません。幾つかの説がありますが有力なのは、運動中に生じる筋肉内の乳酸が、筋肉への酸素供給を阻害して、そのため痛みを生じさせるという説と、運動中発生した筋繊維への損傷から発生する何らかの物質が、筋膜に炎症を起こさせることからくる痛み、という二つの説があります。

年をとるに従って筋肉痛が後になってやってきたりすることありますが、これについても色々な説があります。一つは筋繊維の損傷からの回復途上において、年のため細胞分裂のスピードが遅くなるためではないかという説があります。

これに対して、若いころと比較してやる運動の強度と使う筋肉の違いからくるという考えがあります。

年をとるとどうしても、短距離走などの負荷の高い運動は避けがちになります。その代わりジョギングやランニングなどの長距離走をします。短距離走では速筋と呼ばれる筋繊維の太い大きな、しかし疲れ易い筋肉を主に使います。

これに対してジョギングなどは、遅筋と呼ばれる筋繊維の細いしかし疲れにくい筋肉を使います。このため高齢者が主にスポーツで使う遅筋のばあい、筋肉疲労が表にでにくく、またその表出スピードも遅くなるというわけです。

筋肉痛が生じている場合、さらなる負荷のかかる運動をすると下手をすると肉離れなど重篤な症状を引きおこします。筋肉痛は筋肉が筋繊維の損傷から回復して肥大化する途上でおこるものですから、筋肉を休ませることも大事です。いわゆる超回復というものですね。

また筋肉痛を起こさせないために運動後のストレッチやアイシング、また入浴時のマッサージなども大事です。ストレッチをすることで筋肉内の乳酸を早期に外に排出させることが出来ます。筋肉痛を心地よい痛みにすることによって、スポーツを長く楽しんでいきたいものです。

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