スポーツにおける企業スポンサーの重要性

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フォルラン選手がセレッソに加入して大きくメディアに取り上げられているそうです。それも日本だけではなく世界中でニュースになっています。

セレッソはスポンサーがヤンマーと日本ハムです。今回はどうもヤンマーさんが資金協力をしたそうです。ヤンマーというと日本では農業トラクターで有名ですね。でも海外ではマリンスポーツの分野で有名なのです。

そんなヤンマーがサッカーへのスポンサードの有効性に気がついたのは、香川選手のドルトムントへの移籍がきっかけでした。ヨーロッパでは企業がクラブを抱えていると商談に花が咲いて、交渉が円滑に進むのです。特にヨーロッパでは知られていない日本の企業だとサッカーという共通の言語を持てることが相手の親近感を呼ぶことに有効だったのです。

ドルトムントのスタジアムにヤンマーの名前が宣伝され、香川選手の出身クラブがセレッソ大阪だという記事がでると、ヤンマーはドルトムントのみならずドイツ中で知られるようになったのです。

ヤンマーはマリンスポーツの会社なので、マリンスポーツを楽しむ欧米の顧客にとっても、ヤンマーがサッカークラブを持つ企業であるということをアピールすることは、ヤンマーがスポーツを大事にする企業だというイメージを売るのに効果的でもありました。それが今回セレッソがフォルラン選手という世界的なストライカーを獲得した理由の一つだったと思います。

フォルラン選手はツイッタ―でもフォロワーが世界中で400万人といいますから、ネットでの露出もすさまじいものがありますね。何よりも大阪という名前が世界中にアピールできる機会でもあります。

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また、今回ノルディック複合で銀メダルをとった渡部暁斗選手は長野県の北野建設所属の選手です。北野建設のスキー部には渡部選手のみならず、上沼愛子選手などがいます。

ノルディック複合はスキーが盛んなヨーロッパにおいても”キングオブスキー”と言われる大変人気のある種目なので、たとえば荻原選手などは日本とは比較にならないほど欧米では尊敬されています。その荻原選手は現在北野建設スキー部の部長を務めています。

日本は長野オリンピックでジャンプ団体で金メダルをとりましたが、そのあと日本の冬季スポーツのスポンサーは、国土開発や西武、北海道拓殖銀行や雪印などが力を失っていく中で低迷していきました。しかしそれでも北野建設は地味ながらずっと支えてきたのです。「未来を育てる人がいる」というキャッチコピーそのままで好感が持てます。

今回のような4年に一度のオリンピックに選手にスポットライトが当たるように、スポンサー企業にもスポットが当たってほしいものです。

やはりスポーツ、特にオリンピックを目指すようなアマチュア選手にとって企業の支援は欠かせません。そして企業も景気が良くなければなかなか選手を支援することができません。日本経済がこのままよくなって、多くのスポーツの下地に支援が回ることを期待したいですね。

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