睡眠がもたらす健康

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多忙な現代人にとって睡眠不足は恒常的なものになっています。

睡眠に関する最新の調査では面白い結果が報告されています。

「スリープ」というアメリカの学術雑誌に掲載された論文によると、徹夜した人たちの血液中には、「神経特異エノラーゼ(NSE)」と「S100カルシウム結合タンパク質B(S100B)」と呼ばれる物質が約20%ほど増加していることが分かったそうです。

これらの脳内物質は通常、脳損傷の際に血液中で増加するものであるため、睡眠不足は神経変性を促進するのかもしれない可能性が認められるとしています。そして十分な睡眠は、脳の健康維持に不可欠なのかもしれないと提言しています。

また米科学誌サイエンス(Science)によれば、蓄積するとアルツハイマー病の発症につながるとされているアミロイドベータというタンパク質などの老廃物が、睡眠時に脳細胞からよく排出されることがあきらかになったそうです。

このように睡眠は身体的な疲労を除去するのみならず、頭の健康にもつながるのです。ナポレオンは一日3時間しか眠らないと言われていましたが、実は昼間に十分な睡眠をとっていたそうです。 もちろんだからといって寝過ぎもいけません。質のよい睡眠を7~8時間は取るようにしたいですね。

最近は入眠や目覚めをよくしてくれるスマートフォン用のアプリも多く開発されているので、余興ついでに試して見られるのもいいかもしれません。

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