脳梗塞の前兆を見逃さないために

headache

脳梗塞は比較的冬に起こりやすい病気です。これは冬は乾燥しがちで、寒くてつい水分摂取量がさがり、隠れ脱水症状が起きやすいからです。

しかし現在は発症から3時間以内なら、t-PA薬剤という血栓を溶かすクスリを投与すれば劇的な改善回復が見込めるのです。なぜ3時間という時間制限があるかというと、この薬は脳の血管をつまらせている血栓を早急に溶かす効果がある一方で、その副作用として脳出血を引き起こすリスクがあるからです。

時間がたてばたつほど血栓によってせき止められた血流量が増えてしまいますので、この薬を投与すると血管がやぶれて大出血につながるリスクが大きくなるため時間制限が掛けられているのです。

したがって脳梗塞の初期症状が始まってからできれば2時間以内に病院で検査を受ける必要があります。

早期にこの治療を受けるためには、脳梗塞の初期症状についての理解を深めておくことが大事です。そこで脳梗塞の初期症状を以下のように箇条書きにしてまとめましたので、ご記憶されることをお勧めします。

  • ろれつがまわらなくなる
  • 何かを言いたくても言葉が出てこない
  • 他人の言葉が理解できない
  • 手足にしびれがでてくる
  • 物が二重にみえたり視覚の片側が掛けたりして視覚障害がおこる
  • たてなかったり、ふらふらする
  • 片マヒの症状がでる
  • 頭痛がする

特に片マヒの症状は脳梗塞の典型的な症状だと言われています。そして注意すべきは、脳梗塞の症状は一時的に治まってしまうことが多いことです。そこで安心して手遅れになることもあります。ですから仮に症状が治まったとしても念のために病院に行かれることをお勧めします。

脳梗塞はだれにでも起こりうる病気です。自分のためだけではなく、周りの人がそのような症状が出た場合は、脳梗塞を疑って行動してあげましょう。

そして日頃から血液をサラサラにする食生活を心がけましょう。特にビタミンB12は血液をさらさらにして血流をよくする働きがあります。このビタミンは動物性にしか含まれないので、牛乳・レバー・かき・牛肉・しじみ・赤貝・あさり・ほっきがいなどに多く含まれています。

適度な水分補給、睡眠を十分にとることと合わせて心がけたいものですね。

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