高齢者の栄養失調

SHOKUJI1

昨晩NHKのクローズアップ現代で高齢者の栄養失調が特集されていました。

その原因の一つとして、栄養指導の現場が混乱していることが挙げられていました。国はメタボ健診を義務化したり肥満やメタボリック防止のための指針を発表するなど、その予防に積極的に取り組んできましたが、そのことが本来小食で肥満と関係のない人にまで伝わってしまったことがあるそうです。

特に高齢者の中には肉をたべることについて、必要以上に抵抗を覚えてらっしゃる方もおられます。しかし牛肉などに含まれる良質なたんぱく質が不足すると、血液中に含まれるたんぱく質である”血清アルブミン”の量が低下してしまいます。この血清アルブミンは低栄養かどうかの指標にもなっており、血清100ml中に4gを下回ると低栄養状態と判断されます。

また牛肉などは動物性たんぱく質や脂質と同時に、血液をつくりだす鉄分やビタミンB12を豊富に含んでいます。貧血になりますと、疲れやすくなったりめまいや立ちくらみの原因にもなります。また貧血によって活動領域がせまばりますと、足腰の筋力が弱り、寝たきりにもつながりかねません。

動物性たんぱく質は肉だけではなく卵、チーズ、牛乳などにも含まれています。お肉を敬遠されがちな人でも、これらの食品は気軽に摂取できるものですから、意識して大目にとることをお勧めします。

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