良い汗、悪い汗

ASE

汗は体調のバロメーターと言います。汗は体調によってその成分が違ってきます。

ほとんど運動をしない人が汗をかくと、べたべたした汗になります。逆に普段から運動をしている人の汗はサラサラしていますし、また匂いもありません。

汗というのはすなわち血漿です。血漿の90%は水分でできています。残りの10%にミネラル、タンパク質、ブドウ糖、乳酸塩、尿素などが含まれています。血漿の役割は免疫機能、栄養分輸送、血液凝固、老廃物運搬などです。

汗は体が熱いとき、熱を冷ますために脳がエクリン腺に対して命令して、汗を出して熱を体外に排出させようとします。このとき汗の水分だけを皮膚表面から気化させて体温を下げるのですが、汗腺機能が弱いと、汗の内容物が再吸収されずに皮膚表面に残ってしまいます。これがべたべたの正体なのです。

普段運動不足の人は、ミネラルなどが吸収されずに排出されてしまうため、頭痛など熱中症にもかかりやすくなります。また運動しなれている人よりも、汗の量は大目になります。

普段から運動しなれている人は、体が熱さに順応しているため、体にとって重要な成分をできるだけ出さないような調節がよく働くのです。

でも安心してください。汗がべたべたしている人でも2週間ぐらい運動を続けていると、だんだんとサラサラになってきます。運動をしていい汗をかく習慣をつけていれば熱中症も怖くありません。

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