そばの効能

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暑い日が続いていますが、こんなときはやはり食欲がなくてもツルっと食べれるそばが一番ですよね。

そばは日本人にはもちろん、ゆかりの深い食べ物です。歴史的には、奈良時代前には既に日本に存在していたようです。現在のような蕎麦屋が生まれたのは江戸時代で、主に酒の肴として好まれていたようです。

”江戸わずらい”という言葉を聞いたことありませんでしょうか。江戸の町人やお侍さんは、農民が食べるような雑穀ではなく、白米を食していたので、ビタミンB1を含んだ糠を落として食べていました。ですので要するに脚気になってしまったわけです。脚気になりますと足に力が入らず、ふらふらになります。

そのビタミンB1を豊富に含み、補給してくれるのがそば屋だったのです。そばは関西より関東のほうで主に好まれてきました。関西はそばよりうどんの風土ですね。そのためか、たとえば”うどん県”と呼ばれる香川県の糖尿病罹患率は全国でも1,2を争うほど高く、信州そばで有名な長野県は糖尿病罹患率が全国一低いのです。うどんが糖質を含む炭水化物中心であるのに対して、そばは植物性タンパク質が豊富に含まれているからです。

そばを酒の肴にすると言いましたが、そばにはアルコールから肝臓を守ってくれる成分が含まれています。コリンと呼ばれるビタミンの一種です。コリンは肝臓に脂肪がたまるのを防いでくれますので、脂肪肝や動脈硬化になるのを防いでくれます。

さらに女性に嬉しいのが便秘を解消してくれることです。そばは一回の食事でとれる食物繊維の量が最多なのです。

この他にも高血圧を抑制するなど、そばは様々な効能を持っています。いつもはうどんを頼むという関西の方も、たまにはそばに切り替えるというのもいいかもしれませんね。

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