白内障予防

sunglass

白内障とは眼の中のレンズである水晶体が濁って、視力が低下する症状です。景色がかすんで見えたり、二重三重に見えたり、少し明るいところに出るとまぶしく見えたりするようになります。

欧米人はみなさん気軽にサングラスを使用していますね。これは目の色素(メラニン)が薄く、日射に弱いためです。日焼けすると肌が黒くなりますよね、あれがメラニンです。日焼けした場合、肌を黒くすることによって紫外線から体を守るのです。つまりメラニンは紫外線の透過率が低いのです。

とはいえ日光に当たりすぎると、表皮の一番下の基底層にある色素細胞メラノサイトの働きが活発になりすぎて、メラニンを過剰分泌して、皮ふにメラニンが沈澱してシミやそばかすの原因にもなります。人体というのは外からの刺激については、ある程度順応する偉大な調節機構を持っていますが、限界値を超えると破綻してしまいます。日光浴もほどほどがよいのです。

間接照明というのは北欧で発達しましたが、これもまぶしさ対策のためです。ヨーロッパは緯度が高く、日光の少ない場所ですが、それでもよく見えるように目が発達してきたのでしょう。

日本では白内障の高齢者は増えているという段階を超えて、ほとんどの方が白内障の症状を持ちます。60才代で70%、70才代で90%、そして80才以上になるとほぼ100%の方に白内障による視力低下の症状が認められます。そのほとんどは加齢による眼の経年劣化によりますが、紫外線からの照射も一つの原因だと考えられています。

したがって白内障予防とは、発症を回避するというよりも、できるだけ発症を遅らせる、もしくは症状を弱めるという観点になります。大事なのは紫外線に直接あたらないよう、サングラスもしくは帽子や日傘を積極的に利用することです。

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