酢の効用

写真 (5)

酢には2種類あります。一つは酒粕を原料とする粕酢で、もう一つは米や麹を原料とする米酢です。江戸時代は米酢の主な生産地は和泉国の堺でした。名前はそのままの「和泉酢」でした。そのときの商標が「玉廼井(たまのい)」です。

創業当時、大阪にある酒蔵5社が合併してできたのが、大阪造酢合名会社です。そして1963年に現在のタマノイ酢株式会社になりました。本社は堺、工場は奈良県の大和郡山市にあります。

酢の効用はたくさんありますが、一番は酢が他の食品にもたらす相乗効果でしょう。魚の臭みをとったり、肉をやわらかくしたり、塩っけを抑えたりします。またビタミンCやカルシウムの吸収を助けます。

疲労回復効果も顕著です。乳酸は血中にあると筋肉に疲労をもたらしますが、酢に含まれるクエン酸はその乳酸を分解して、体外に排出してくれるのです。

米酢は精米をしないので、アミノ酸が多く含まれます。特にタマノイ酢が販売する黒酢や香酢には多くのアミノ酸が含まれています。

KUROZU2

アミノ酸は免疫力を向上させ、新陳代謝を活性化させます。これはアミノ酸に含まれるグルタミンやアルギニンが免疫細胞にエネルギーを与えるためです。またアミノ酸のペプチドは血行をよくし、動脈硬化を防ぎます。また体脂肪を分解するリパーゼも含んでいます。アミノ酸って本当にすごいですね。

酢は単独では主役になれないかもしれませんが、他の食品と合わさって主役級の役割を果たすのです。

ただ酢を飲むと体がやわらかくなるという話がありましたが、これは現在否定されています。肉を酢につけると柔らかくなるところから信じられたようです。これから暑い夏にむかって、酢入りのサワージュースなど作ってみてはいかがでしょうか。

This entry was posted in 食事, . Bookmark the permalink.