①腰痛(トリガーポイント)について

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腰痛は本当になってみた人じゃないとわからない不愉快な痛みですよね。

症状も感覚も個人差がありますが、腰痛の8割は原因不明らしいです。大体お医者さんは腰痛と聞くと、椎間板ヘルニアか脊柱管狭窄症かすべり症(腰椎分離)を疑いますが、それ以外のことのほうが圧倒的に多いんですよね。

この三つからくる腰痛は、骨による神経損傷に伴う直接的な痛みです。これに対して残りの8割の原因不明の痛みは、筋肉の硬化、もしくは筋肉周りの血行不良からくる慢性的で間接的な痛みと考えられています。

したがって、レントゲンにヘルニアが写らず、痛み緩和の神経ブロック注射を打っても効かない場合は、神経ではなく筋肉の硬化を疑ってください。筋肉硬化は慢性化すると、”トリガーポイント”と呼ばれる痛点を生んでしまいます。

筋肉の硬化によって、周りの筋肉が萎縮して血脈が滞ってしこり状になり、それが慢性的な痛みを引き起こすことがあります。このしこりが”トリガーポイント”です。トリガーポイントは筋肉の”コリコリ”としたしこりのことであり、そのしこりのせいで周りの筋肉への血流などが滞ると、体内の代謝物などがその部分に停滞して、なんともいえない不快な痛みを生み出すのです。

もしこのトリガーポイントが腰痛の原因の場合、最初に行うべき対処療法は、筋トレではなくストレッチです。その次がウォーキング、そして最後に筋トレになります。もしくはストレッチとウォーキングの併用です。痛みが消えていないうちに筋トレをしても、炎症が悪化して更なる痛みを引き起こす可能性が高いため、まずストレッチをすることで、しこり上のトリガーポイント周りの筋肉をほぐし、血行を良くすることが必要なのです。

ウォーキングも同様に、代謝を上げ血行をよくするので、トリガーポイントの緩和に有効です。ウォーキングとストレッチを平行してやることで相乗効果が出てきます。腰痛持ちの方は痛みのために運動を控える傾向にあり、そうなるとますます下半身の筋力を弱め、血行が滞って痛みを慢性化してしまいます。

もちろん軽めの筋トレなら痛みと相談しながら、並行してやるのはかまわないと思います。特に腹筋と背筋で腰周りの筋肉を強化しましょう。姿勢がよくなれば、ポイント付近の血流も改善します。

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