阪堺について

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堺は皆さんご存知のとおり、中世に貿易都市、商人の町として、「東洋のベニス」といわれて栄えてきた町です。

堺の地名は、摂津・河内・和泉の三カ国にまたがる「境」から来ているといわれています。三国ヶ丘という地名も、その三国から来ています。堺の市街地を東西に走る大小路通りの大小路は、摂津国と和泉国の国境の道路でした。今は大和川が大阪市と堺市を隔てる国境としての役割を担っています。

大和川も300年前は現在の位置には流れていませんでした。柏原から石川に出て河内平野を流れていたのですが、洪水が相次いだため、中甚兵衛(なかじんべえ)らによって、柏原から西へ堺までの新たな大和川がひかれるようになったのです。それまでは堺と大坂は地続きでした。

堺を南北に走るちんちん電車の阪堺線は、大浜・龍神・宿院あたりの道が広くなっていますが、これは大戦時の空襲でその一帯が焼け野原になったからです。

阪堺線は乗車賃を290円から200円に引き下げ、その差額を市が負担するという支援策を導入したため、1日あたりで1400人近い乗客増につながっているものの、依然として大幅な赤字経営となっています。阿部野再開発がどこまで貢献してくれるのか期待したいですね。

ちなみに、区名や大阪市営地下鉄や阪堺電車では駅の名前は「阿野」、近鉄線の駅名や神社名は「阿野」となっていて、前者は近現代、後者は中近世において主流となっている名前らしいです。おもしろいですね。

その阪堺線に乗ると、男子学生よりも女子高生や女子中学生のほうが印象として目に付きます。休日は特に多いですね。どうしてだろうと思っていたのですが、あべのマーケットパーク Q’s MALLにはいっている東急ハンズと渋谷の109の運営店が引き付けているのではないかと、勝手に推測しています。

でも、なんだか近鉄のターミナルに、関東の鉄道会社を親会社に持つ東急不動産が進出しているというのは、不思議な感じがします(笑)。

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