呼吸法について

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最近、”ロングブレス”ダイエットが話題になっていますね。

いわゆる呼吸法ダイエットのひとつですが、ヨガでも丹田でも腹式呼吸法は健康によいとされています。したがって、ダイエットというよりは健康法と名づけたほうがいいと思うのですが、マーケティング的にそちらのほうがよいのでしょう。

とはいえ代謝を上げ、太りにくい体をつくることは確かです。水泳するとやせるといいますが、それは水泳が全身運動を強いるだけだからではありません。あれは水中では息ができないので、強制的に一定時間息を止めて、水から出たときに大きく呼吸をして、酸素を取り込むという呼吸法を環境的に実践せざるを得ないからです。

水中はもちろん冷たいので、そのままでは体を冷やしてしまいます。しかし泳ぐという運動と同時に、息を止めるという呼吸法をやっているので、体の内部の代謝を促進して、全身を温めていることにもなっているわけです。

陸上ではそんなことは自然にはできないので、それを意識的にやるものとして、このようなネーミングの呼吸法がでてくるのでしょう。以前、風船ダイエットというのがはやり?ましたが、それとほとんど同じことです。風船ダイエットは相当な時間(20分~30分)吹き込まないといけないので、頭がくらくらしてくると思いますが。肺に空気を取り入れることで横隔膜を拡張させて、インナーマッスルを鍛え、代謝をあげることを目的としている呼吸法です。

そして美木さんのいうロングブレス健康法の説明を聞いていると、呼吸法だけではなく全身に力を入れることを強調されています。これはアイソメトリック筋トレ法の一種でもありますね。ダンベルやバーベル運動のように負荷をつけて筋肉を動かすのではなく、静止させたまま筋肉に力をいれることによって、筋繊維を肥大化させようとするトレーニングのことです。

道具を使わず、広いスペースもいらない筋トレ方法なので、手軽に始められる利点があります。ロングブレスは呼吸法と筋トレの複合術と考えてよいでしょう。

なんでもそうですが、○○ダイエットというのは、ダイエットを始める一つの”入り口”を紹介しているものだと理解したほうがいいと思います。大事なことは、○○それ”だけ”をやるのではなく、それをきっかけにして、生活習慣を少しずつ見直していくことではないでしょうか。そして自分にあった方法を見つけて、それを習慣として無理なく身に着けていくことだと思います。

はやりのダイエット法を消費していくのではなく、そのロジックを理解してエッセンスを取り入れることが大事ではないでしょうか。

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