今なぜ第3次豆乳ブームなの?

豆乳というと最近はコンビニでも必ず売られていて、すっかり市民権を得た飲料になりましたが、実は今は第3次豆乳ブームにあたり、これまでに2回ほど豆乳ブームと呼ばれるブームがありました。

一度目のブームでは原材料である大豆の品質が今ほど高くなくてばらつきもあり、また製造工程が今より時間のかかるものであったためせっかくの豆が酸化してしまい、それが独特の”臭み”につながって、消費者からは最終的には避けられる要因になっていました。

しかしメーカー側も製造工程を見直して、酸化を防いで飲みやすくしたために、第2次豆乳につながりました。

さらにそれまでは砂糖や塩などの調味料を足さずに基本大豆と水だけでできている無調整豆乳しかなかったのですが、それに砂糖や塩などを加えて味を調えて飲みやすくした調整豆乳を開発して第2次豆乳ブームに火をつけたのでした。

そして現在のブームの火付け役となったのは豆乳飲料です。豆乳飲料というのは調整豆乳にコーヒー味やレモン味など甘味をたして飲みやすくした飲料のことです。豆乳特有の臭みを徹底的に消してお子さんでも飲みやすくしたもので、これが第3次豆乳ブームを牽引するヒット商品になっています。

正直この分野ではキッコーマンが独走している状態です。今ではキッコーマンが出している豆乳飲料の種類は44種類もあるといいます。

最近の豆乳が好まれだした要因としてはほかに、やはり生活習慣病が意識されだして、牛乳のカロリーと脂肪分の多さが気になりだしたということだと思います。牛乳のカロリーは豆乳の倍ぐらいあります。つまり牛乳の代替飲料として好まれるようになってきたということです。

また女性ホルモンと同じような働きをするといわれ美容によいとされる大豆イソフラボンの効果が認められて、女性にも人気が出だしたこともあるでしょう。

とはいえ牛乳が悪で豆乳が善であるということではないです。以前にも記事(ランニング前に欠かせない牛乳と豆乳)にしていますが、それぞれの得意分野があるということです。特に骨粗しょう症のお年寄りにはカルシウムが豊富に含まれている牛乳をお勧めします。

ただし豆乳はカルシウム量自体は牛乳よりも少ないのですが、カルシウムの吸収を促すマグネシウムも同時に含まれていますので、オールインワンなところがあります。

豆乳は牛乳の代替製品というよりは補完商品です。ですのでバランスよく両方の飲料を摂取したいですね。

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睡眠負債が引き起こす生活習慣病のリスク

睡眠負債という言葉があります。睡眠不足と勘違いされやすいのですが、睡眠不足が1日単位の短期の不足に対して、睡眠負債はその短期の睡眠不足が長期的慢性的に蓄積された状態をいいます。

睡眠時間というのは個人差があります。ですので理想の睡眠時間は平均7時間程度と言われていますが、これはあくまでも平均値ということで目安にすぎません。ナポレオンのように一日3時間ですむ人もいれば、横綱白鵬のように16時間!眠らないと満足できない人もいます。

したがってまず大事なのは自分の最適な睡眠時間を知ることです。そのためには起きてから4時間程度後に眠気を感じるかどうかが判断の基準になるといいます。起床してから4時間後というのは、その時間帯が脳が一番活性化するからです。その時間帯に眠気を感じてしまうのであれば、それは寝不足だと判断できます。

睡眠不足が重なり、睡眠負債が蓄積されると、肥満や高血圧、認知症や糖尿病などの生活習慣病のリスクを引き上げます。またがんの発症率を睡眠の時間には相関関係があることがマウスを使った研究によって確認されています。なので慢性的な寝不足は深刻なリスクをはらんでいるのです。

それでは平日の間に蓄積された睡眠負債を週末の寝だめで返済するのは有効なのでしょうか。それは方法によります。よくあるのは就寝する時間はそのまま、もしくは遅めで、次の日お昼ぐらいまでずっと寝ているケースです。

この場合平日に合わせて調整されている体内時計が狂ってしまって、月曜日の起床がしんどくなってしまうのであまりよくありません。体内時計は日光に反応して調節されるため、日が昇っても寝ていると体内時計を狂わせてしまうからです。

これに対して就寝する時間を早くすることで起床時間は平日と同じ時間にする場合は、体内時計を狂わすことなく睡眠負債を解消できるのでお勧めなのです。変えるべきは就寝の時間であり、起床の時間は平日から変えないというのが睡眠負債を解消するコツになります。

NHKでも睡眠負債について特集が組まれており、専門の簡易な診断サイト(NHKスペシャル・睡眠負債が危ない)が開設されています。すぐに終わりますので、関心を持たれた方はトライしてみてください。

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故障しない高齢者向けラジオ体操のやり方

夏休みというと、朝6時からラジオ体操というのが日本人の夏の風物詩だと思います。小学校の頃は皆さんスタンプを押してもらうために早起きして近くの公園にラジオ体操をしに出かけて行ったものです。朝の新鮮な空気を吸いながら眠気覚ましに体を動かすというのは良い一日の始まりとなります。

さてそんなラジオ体操ですが、高齢者の方も熱心に参加されている方も多いですね。健康のために習慣にされている方も多いと思います。ただラジオ体操自体は大変歴史のあるすばらしい運動種目なのですが、古いが故の現在の視点からみると特に高齢者にとっては少し負担が過多になっている部分が盛り込まれていることも事実です。

なので、ここではラジオ体操のいくつかの注意点について紹介したいと思います。

まず膝に問題を抱えている人です。ラジオ体操にはいくつか跳躍を伴う運動がありますが、個々の部分は無理に飛ぶ必要はないと思います。高齢者の方は筋肉量も落ちている場合がありますので、跳躍をしても膝を深く曲げるようになります。これが膝を痛める可能性があります。

またラジオ体操には前屈や後屈の運動が含まれていますが、つい勢い込んでやってしまいがちです。しかし高齢者の腰椎の骨と骨の間にある椎間板は水分が抜けた状態にあり、強い負荷がかかるとずれたり痛んだりして腰痛の原因になる可能性があります。ですので勢いをつけずにゆっくりとやってみてほしいと思います。

時間帯も大切です。小学生のような代謝の盛んな年代であればまったく問題ありませんが、高齢者のように動脈硬化がすすんで血管が固くなっている方が、朝方からそれなりの運動をしますと脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めてしまいます。というのは脳卒中や心筋梗塞の発症率が一番高い時間帯が朝方だからです。

寝起きは睡眠中に発汗や呼吸などで体内の水分が失われている状態ですので、血液がいわゆるドロドロ状態になっています。なのでやはり体操はやはり夕方の暑さが収まった時間帯が向いていると思います。

NHKでもラジオ体操はよく放送されていますが、NHKでもラジオ体操の前のウオーミングアップを勧めています。若年層ではラジオ体操自体がウオーミングアップでも、高齢者にとってはラジオ体操自体かなり負荷高めの体操だという認識はもっておきましょう。

だからといってラジオ体操を全否定するかのような話ではないですので、その部分を自分の体と相談しながらゆるめるところはゆるめながら気長に楽しんでほしいと思います。すべてのパートを全力でやらなければならないという体操ではないのです。

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生涯現役だった日野原重明さん

日野原さんというと聖路加病院の長年の院長さんでした。105歳でお亡くなりになるまでお仕事を続けられ、まさに生涯現役を貫かれた人生でした。

日野原さんというと、かつては運動不足や肥満などの「成人病」とよばれていたものを「生活習慣病」に改めさせたというのをみても、日野原さんが重視していたのは病気を治す医療ではなく、病気にならないようにする予防医学でした。

またオウムサリン事件の時に聖路加病院を開放して患者さんをたくさん受け入れたことは有名です。聖路加病院のロビーは初めから大量の患者さんの受け入れを想定して広く開放的に作られていたといいます。これは日野原さんの東京大空襲の経験から来ているといいます。

空襲によってやけどをおった重症の患者さんがどんどん病院に運ばれてきても、受け入れるスペースもなくベットもなく薬もなかったといいます。そのためロビーにマットレスをしいて患者さんに対応したのです。日野原さん自身が生き地獄という経験を経て、その教訓が聖路加病院に生かされているのです。

よど号ハイジャック事件にも遭遇して、3日間機内に閉じ込められたこともありました。そこからの窮地を脱出して、日野原さんはこれからの自分の人生は与えられた人生であり、人のために尽くそうと決意したといいます。

日野原さんの健康法の特徴はよく寝て、よく食べ、よく動くです。睡眠はうつぶせ寝、食は一日一食夜だけとかなり特徴的です。一日の摂取カロリーを1300カロリーと定めていました。これは飽食のマウスよりハングリーなマウスのほうが長生きしていたという研究結果からだといいます。

いつでもポジティブに楽天的な性格が日野原の長寿の秘訣だったと思います。ストレスをためないひょうひょうとした性格、なんにでも興味をもってやってみるという旺盛な好奇心と行動力は、90歳を過ぎてから指揮者に挑戦するなど実行力も併せ持った人でした。日野原さんの口癖は「人間は何歳からでも生き方を変えられる」でした。

日野原さんの著書といえばベストセラーにもなった「生き方上手」です。今でも購入できますので、関心を持たれた方はどうぞ。

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四十肩五十肩に悩んだときは

”四十肩””五十肩”といわれる症状があります。名前の通り、この年齢ぐらいに差し掛かると肩周りに違和感を感じることがあり、可動域が狭くなってきて無理に回そうとすると痛みが走る時があります。

考えられる原因は肩周りの健、関節が経年劣化によって固くなって炎症とされています。医学的に正式な名称は「肩関節周囲炎」です。ここでいう関節というのは正確には関節滑膜(かつまく)とよばれる関節を包んで切る関節包の一部のことです。

四十肩や五十肩というと、いわゆるひどい肩こりと勘違いすることが多いのですが、肩こりが血行不良や悪い姿勢からくる筋肉の疲労からくるのに対して、五十肩は肩回りの健や関節の炎症です。肩こりがだるさを感じるのに対して、五十肩はこわばった感じや痛みを感じます。

また肩関節炎は経年劣化もありますが、もちろん日頃の運動不足も関係しています。方が動かしにくい、後ろに手をやったり上げにくくなったりして来たら、運動不足のサインです。予防的な無理のないストレッチをはじめてみましょう。

それでも重症化したり、炎症が進んでしまったらどう対応すべきでしょうか。肩関節周囲炎は重症の場合は手術が必要になることもありますが、しばらく安静にして炎症が収まった後は基本は運動療法になります。

炎症を起こして痛みがある場合は安静にしておきます。痛みが走ってから炎症が完全に収まるまで程度にもよりますが、1年ほどかかるといわれていますので、その間は無理せず安静にしておきましょう。痛みが治まって大丈夫だと判断で来たら、負荷の少ないストレッチを始めましょう。

そしてストレッチ程度で余裕がでてきたら、日ごろからスポーツを楽しんで、肩回りの可動域を広げる運動をしていきたいですね。

今は昔ほど道端でキャッチボールするシーンもなくなりましたが、キャッチボールは肩の可動域を広げる運動としては最適です。利き腕でボールを投げますのでもちろん肩の可動域を広げる運動として最適なのですが、ボールをキャッチする側も十分に肩の運動になります。

また水泳も有効です。泳ぐ際には必ず肩を使って腕を回すので肩の可動域を広げる運動になります。水泳は全身運動ですから、特にお勧めしたいですね。筋力トレーニングも有効です。

運動が難しいと思われるなら、デスクワークの合間にも肩をやわらかく回してあげる習慣を身につけましょう。それだけでも有効な予防になります。

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口内炎は疲労のサイン

口内炎というとだれしもが一度は経験したことのある症状だと思います。

口内炎というと代表的なものとして4種類が挙げられます。歯磨きなどが不十分で口腔内が不潔になりますと「カタル性口内炎」が発生します。同様に口内環境が悪く、免疫力が低下しているときにカビが繁殖することがあります。これが「カンジタ性口内炎」です。

カビではなくウイルスに感染して起こる口内炎を「ヘルペス性口内炎」と呼びます。そして疲労や生活習慣の悪化で免疫力の低下から起きる口内炎を「アフタ性口内炎」と呼びます。

ここではもっとも一般的でかかりやすい「アフタ性口内炎」について取り上げます。アフタ性口内炎の場合、原因は様々ですが、根本的なところは疲労からくる免疫力の低下です。口腔内への機械的な刺激、免疫力の低下、正しくない歯磨きの仕方、ストレス、偏った食生活などから起きるといわれています。

機械的刺激として代表的なのはやはり歯磨きです。歯磨きを力任せにやってしまって、歯ブラシが歯ぐきなどを傷めてしまいますと傷が付いてしまい、そこからバイキンが繁殖して炎症のもとになります。

また歯磨き粉に問題がある可能性もあります。ラウリル硫酸ナトリウムを含んだ歯磨き粉には口内炎を発症させる可能性があるという研究結果もあります。医学的にはまだ確定的ではないですが、定期的に歯磨きをしても口内炎になるという方は歯磨き粉のブランドを変えてみるというのも一案です。

また子供の口内炎にも注意が必要です。特に最近流行りの手足口病では、1~5歳ぐらいのお子さんに口内炎が発生しやすくなります。手や足に発疹が見られたりした場合は手足口病を疑って病院に診てもらいましょう。手足口病のピークはちょうど今の7月あたりですので注意してほしいと思います。

口内炎の発症はどの種類であれ基本的には免疫力の低下が原因です。生活習慣を見直しながら、栄養と睡眠を十分に取って、特にビタミンB2の摂取を心掛けましょう。ビタミンB2はレバーや豚肉、魚肉ソーセージ、味付けのりやサバなどに豊富に含まれていますので、料理のバラエティに加えてみましょう。はちみつやサプリメントも有効です。

これからは本当に暑い季節になりますので、夏バテなどから口内炎にならないよう、例えば豚肉が豊富に入ったゴーヤチャンプルなどはいかがでしょうか。

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海水浴のシーズンに”タラソ・セラピー”

海水浴というと日本では大磯海岸が保養としての海水浴の始まりだといわれています。それまでつまり明治時代以前の江戸時代では、海水浴というのは宗教的な行事を除いては漁民の余興活動にすぎませんでした。

それが江戸時代が終わり、海の解禁政策が解かれると、海への注目が出てきました。保養としての海水浴に大きく貢献したのは明治の役人だった内務省衛生局長の長与専斎と初代陸軍軍医統監だった松本順でした。

明治18年に松本は大磯の照ヶ崎海岸に海水浴場を開きます。当時大磯には明治の元勲とよばれる政治家たちの別荘がたくさんありましたので、海水浴場の開設は国を挙げての保養政策だったわけです。

今のような海で泳いで遊ぶというよりは、温泉につかるといったような感じで、波に体を当てながら静かに入浴するといった感じだったようですね。実際、海水中に一本の棒を立てて、それを握りながら海水にただつかって波を体にあてるといったようなものだったそうです。

海につかりながら波に洗われていると、心が落ち着いてきてストレス低減効果があります。海水の上にただ何も考えずに身体を浮かしてリラックスすることを「海水フローティング」または「アクアフローティング」と呼びますが、同様にストレスを軽減させてくれますよね。海水だと浮力の関係で真水よりも体が浮きやすくなりますし、ほどよい波のスラロームのような心地よい揺らぎが心身を癒してくれるのです。

温水プールでも塩水をいれているところがありますが、いわゆる塩風呂と同じ効果を期待してのものです。美肌効果や発汗作用、ダイエット効果などがあるとされています。

最近このような海水浴からくる癒しの効果を「タラソセラピー」と総称して、ヨーロッパのいくつかの国では保険が認められています。”タラサ”というのはギリシャ語で”海”という意味を持っています。

これからはいよいよ海水浴の季節になりますが、熱中症にはくれぐれも気を付けてほしいと思います。海水に使っているからといっても皮膚からの水分吸収はほとんどありません。しっかりと水分を取ってほしいと思います。

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誤嚥性肺炎をさけるために口内環境を清潔に

誤嚥性肺炎の問題については本サイトでも何回か取り上げさせていただいていますが(誤嚥で検索してください)、今週号の週刊ポストで誤嚥性肺炎が特集されていましたのでここでも紹介したいと思います。

誤嚥性肺炎については食事時の誤嚥を想像する方が多いと思いますが、実は割合としてはそう多くはありません。目につかないときに起こる「不顕性(ふけんせい)誤嚥」のほうが割合としてかなり大きいのです。そしてその不顕性誤嚥が起きるのは食事中ではなく睡眠時です。

寝ているときに歯を磨いていないと、口の中にはたくさんの細菌が発生します。これと食べかすと一緒に肺に流れ込むと肺に炎症が起きて誤嚥性肺炎が進行していくことになります。

誤嚥性肺炎は必ずしも嚥下能力が落ちた高齢者だけにおこるものではありません。実は若い人でも同じように就寝中に誤嚥を起こしています。しかし誤嚥性肺炎で重篤化するのはほとんど高齢者のみです。これは若い人には体力があり、免疫力と抵抗力が優れているからです。

一般的に咳やくしゃみといったものは「咳(がい)反射」と呼ばれる生体反応の結果です。この反応が大きい人は、肺に入りかけた細菌や食べかすを押し戻す力が優れていることを意味するので誤嚥性肺炎になりにくいといえます。

歯垢には1gあたり1000億の細菌がいるといわれ、1日の歯磨きの回数と比例して食道がんや咽頭がんのリスクが減るといわれています。特にインプラントや入れ歯の高齢者の方にとって歯磨きは大事です。

入れ歯はプラスティックでできているので、表面に細かい穴が開いており、ここに細菌が付着しやすいので念入りに掃除する必要があるのです。

インプラントをすると入れ歯のようにはずして掃除する必要がないと思い込んでいる人がいますが、間違いです。確かにインプラントは入れ歯のようにはずして洗う必要はありませんが掃除を怠ると、「インプラント周囲炎」という歯周病ではないですが似たような症状にかかるリスクが増加します。

インプラント周囲炎が重篤化するとインプラントの基盤である骨までも溶かしてしまい、最悪せっかくいれたインプラントを除去せざるを得なくなります。

このことからも寝る前に歯を磨くということがいかに大切なのかということが理解されると思います。年齢にかかわらず、就寝前にはしっかりと歯を磨いて口内環境を清潔に保ちましょう。また高齢者の方は唾液がでにくいですので口内がかわきがちになり、誤嚥性肺炎のリスクをあげてしまいますのでなおさら気をつけたいですね。

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”記憶力世界一”とよばれる友寄英哲さんの記憶生活術

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4月21日の週刊ポストで認知症の特集されていましたが、その中で”記憶力世界一”と呼ばれる友寄英哲さん(84)のことが取り上げられていたので、ここでも簡単に紹介したいと思います。

当時80歳だった友寄さんは目隠ししながらのルービックキューブのすべての面をそろえるという競技を26分29秒で達成し、世界最高齢記録を樹立しています。さらにその3年後には14分13秒と大幅に短縮した記録を打ち立てています。脱帽ですね。

そんな友寄さんですが、実はもともとは記憶力には自信がなかったようです。記憶力強化のきっかけとなったのは22歳の時でした。大道芸人が黒板に書いた20桁ほどの数字を暗唱していたことに衝撃を受けたそうです。

それからは通勤の電車内で円周率の暗記作業に没頭したそうです。46才の時に1万5千桁を記憶したというから驚きです。それから世界記録の4万桁!に挑戦し始めたのですが、何度も挫折しながら54歳の時についに17時間半かけて4万桁の暗唱に成功したそうです。これはギネス記録になっています。文字通り記憶力世界一といっても過言ではないでしょう。

さてそんな友寄さんが唱える記憶力向上・維持の秘訣は次のようなものです。まず健康体でないといけないこと。夜は10時にふとんにはいり、朝6時に起床。食事は1日2食で野菜、玄米、魚を多めに召し上がるそうです。

食事の際は脳への刺激のためによく噛むことを意識しているようです。人の3倍以上かむことを目的としているようです。散歩は毎日1時間、腹式呼吸を取り入れて新鮮な酸素を頭に送ることを意識されているようです。

ほかには利き手じゃないほうを積極的に使う、カラオケでは知らない曲を歌ってみる、いつも慣れている道以外の道を通ってみるなどです。

友寄さんの自分でつくった座右の銘は「習試改慣(しゅうしかいかん)」です。その意味は、習ったことは試してみて、改善していき、慣れ親しんでいくということだそうです。いくつになっても新しいことに挑戦していく衰えない好奇心とチャレンジ精神こそが、友寄さんの頭の健康を担ってくれているのだと思います。

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人間とカビの切っても切れない関係

今年も6月にはいってあっというまに半年が過ぎようとしています。じめじめとした梅雨の季節に入りましたね。

梅雨というとカビですが、実は人間とカビには深い関係があります。一番よく聞く話は水虫ですね。水虫は”白癬”と呼ばれるカビが足の角質層に侵入して起こるかゆみの症状のことです。白癬菌が一旦皮膚表面の角質層へ侵入してしまうと、角質層のケラチンという成分をエサにして定住・増殖します。

ケラチンは基本的に人間の体表のどの部分にも存在します。なので別に足裏に限らず、頭やおなか、爪などにも感染します。特に今のような梅雨の時期は水虫が繁殖しやすい典型的な季節です。今までは水虫は男性にかかりやすい病気だといわれていましたが、女性もブーツなど履くようになって水虫に罹患する人は増えているようです。

このように閉鎖的な空間で湿度が高くなるような環境ですと、人間にもカビが発生することがあるのです。たとえばイヤホンをずっとしていると耳の中にカビが発生することがあります。イヤホンで耳をふさぐと中が蒸し風呂状態になりますから菌が繁殖しやすくなります。外耳道という耳穴から鼓膜まで続くルートに外耳道真菌と呼ばれるカビが発生するのです。物が聞こえにくかったり、耳に痛みが生じるなどの症状があります。

肺炎は免疫力の低下しているときにかかりやすい病気です。なので免疫力の劣った高齢者や子供などにかかりやすい病気ですが、その原因はウイルスや細菌、または真菌と呼ばれるカビです。カビによる肺炎は例えば冷暖房の送風によって運ばれたカビが肺胞の中に入ることで起こります。また加湿器の水槽の中にも真菌が発生しやすく、室内を浮遊して口から肺にはいることもあります。

このように梅雨や夏の暑い季節になって生じる”夏型過敏性肺炎”というトリコスポロンというカビが起こす肺炎が増えてきています。

このように部屋の壁や浴槽の表面だけではなく、人間の外と内にもカビというものは繁殖する力と性質を持っています。ですので、雨のない晴れの日にはできるだけ窓を開けて換気する時間をつくってたり、冷房の掃除もこまめにしっかりやりましょう。なにより免疫力が落ちないよう、健康的な毎日を送ってほしいと思います。

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