介護サービスを受けるための基礎知識③

前回紹介したように、介護サービスを受けるためには要介護度を測るための認定調査を受ける必要があります。ここではその認定調査について説明したいと思います。

認定調査は基本、市町村の自治体職員が自宅へ出向いて行われます。利用者さんが入院中の場合は、病院に出向いて審査することもあります。

認定調査の際の注意点ですが、いくつかあります。まず利用者さんのみならずご家族の誰かに同席してもらうこと、普段過ごしている通りに動いてもらうこと、質問に対しては素直にありのままを答えてもらうことなどです。

家族の方から見てあまりにも普段と違う行動様式をとられるようなら、もう一度調査をやり直してみることも大切です。

認定調査の項目は多岐にわたります。トイレなどを自分で行えるか、一部介助が必要になるか、全介助が必要になるか、外出の頻度はどれくらいか、徘徊はみられるか、買い物は自分でできるか、麻痺の程度はどれくらいかなどなどです。要は日常の自立度がどのくらいかというのをみることになります。

認定調査は基本聞き取り調査が主ですが、身体機能を見るときに実際にやってみせてもらうこともあります。例えばまひの有無を見る場合は実際に両手を動かしてもらったり、両足を動かしてもらうことになります。

また関節の可動域についてもチェックされます。股関節やひざ関節などはベットからの起床や外出時の靴はきなどと関係してくるので、どの程度介助が必要になるかの目安となるからです。このほか座位姿勢や歩行姿勢や片足立ち、視力チェックなどが行われます。

調査の目的は利用者さんの普段の状態を的確に判断して、必要な介護の程度を正確に把握するためのものですから、普段よりがんばったりよく見せようとしないで、ありのままの状態を見せていただくことが大切です。

以上が介護サービスを受けるための自治体による調査の概要になります。

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介護サービスを受けるための基礎知識②

さて前回の続きです。地域包括センターで十分に相談を受けた後は、介護保険が利用できるサービスを受けるために要介護認定の申請が必要になります。必要な書類は要介護認定申請書に加えて、65歳未満の人は医療保険の被保険者証が、65歳以上の人には介護保険の被保険者証が必要になります。また本人確認のためのマイナンバーカードや運転免許証なども必要になります。

申請書類は地域包括センターでも当該自治体のHPからでもダウンロードできます。その申請書類から自治体による調査がなされて、主治医の意見書をもとにコンピューターによる一次審査が行われます。もし主治医やかかりつけ医がいない場合は、申請窓口でお医者さんを紹介してもらえますので、相談してください。

次に介護認定審査会により2次審査がなされて、最終的な要介護区分が決定されます。その際、介護保険の負担割合証も交付されますので大切に保管してください。有効期間は1年で、毎年6~7月ごろに更新され再交付されます。

さてこのような要介護認定を受けて介護サービスを受けるためには、要介護者と介護サービス事業者との間を取り持つ専門の介護支援者が必要になります。それがケアマネージャー(略してケアマネ)と呼ばれる専門家たちです。

ケアマネは利用者さんの状況とニーズを把握したうえで、ケアプランを作成します。事業者はそのケアプランに従ってサービス提供を行うのです。ケアマネに頼ることなく例えばご家族などがプランを作成することもできなくはありませんが、介護サービスの種類はたくさんあり、事業者によってサービスも異なってきます。現実的にはケアマネさんに頼ることなくプランを作成することは難しいと思われます。

介護サービスの内容については経験と知識の豊富なケアマネさんと相談しながらある程度はおまかせして、ご家族の方は要介護者のサポートに力をいれることが最適な負担配分になると思います。

ケアマネさんは介護事業所や居宅介護支援事務所、特別養護老人ホームなどに所属しています。このほか独立系と呼ばれる先ほどの組織に併設しない形で、単独の事務所に所属している場合もあります。

ケアマネさんを選んだあとは、そのケアマネさんの所属先と契約を結ぶ必要があります。事業所内で複数のケアマネさんを抱えている場合は、事業所を変えることなくケアマネの担当を変更することも可能です。ケアマネさんとどうしても相性が合わないということもありますので、サービス事業者と同じく、しっくりこない場合は変更してみることも選択肢となります。

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介護サービスを受けるための基礎知識①

近親者の方のご様子がおかしくなり、介護が必要だと感じたときにどうしてよいのか初めての時にはわかりづらいのが介護制度です。ここではいざというときにどのような手続きをすればよいのかについて説明したいと思います。

ここでは例として親御さんの状態が認知症などの進行により介護を必要とする状態になったと仮定して話を進めていきたいと思います。

まず事前に親御さんの住んでいる地域の支援制度の内容について情報を集めてみましょう。ここでいう住んでいる場所というのは、実際に住まわれている住所ではなく住民票に記載された住所のことです。その住所内にある「地域包括支援センター」というところに連絡をとってみましょう。

地域包括支援センターというのは、国が当該者が可能な限りその地域において自分らしく生活していけるように、行政的な支援を包括的に執り行うためにできた施設のことです。

地域包括センターについてはウェブ上で情報を開示しているところがほとんどですから、相談できる日時を確認して電話で連絡をとってみて、実際に現地を訪れてみるのが一番良いと思います。

そこでは高齢者支援サービスについて教えてもらえますが、サービスには介護保険が適用されるものとされないものがあります。介護保険が適用されるものには要支援1以上の認定が必要になります。

介護保険が適用されないものには地域ごとにサービスの内容が変わってきますが、認知症予防や日常的な活動支援、家事支援などのトレーニングやサービスが含まれています。

介護支援を受けるためには、被介護者の個人的な情報が必要になってきます。それについてよくご存じなのは基本的にはご家族の方だと思います。例えばどのような色が好きなのか、服装はいつもどんな感じなのか、料理はどのような味付けが好みなのか、スポーツは何をしていたのかなどです。

日ごろお付き合いのある交友関係なども重要です。また資産の所在の把握についても大切なので、記憶がはっきりしている時によく話し合っておくことが大切です。

ここまでがとりあえずの介護支援制度にかかるための前段階の説明になります。次は介護保険の適用をうけることができる介護サービスについて、それを受けるのに必要な介護認定の話をしたいと思います。

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乳幼児にはちみつを摂取させてはダメな理由

先日、乳児が乳児ボツリヌス症で亡くなったという悲しいニュースがありました。生後1か月ほどではちみつ入りのミルクを摂取してしまったようです。

はちみつというと”くまのぷーさん”をイメージする日本人は多いと思いますが、原則として乳児には与えてはいけない代表的な食材の一つです。というのは乳児の段階では腸内環境が未発達のため、はちみつに感染している可能性のあるボツリヌス菌の毒素を中和してくれる腸内細菌が育っていないからです。

このボツリヌス菌は自然界に存在する毒性のある菌の中では最強に近く、軍事利用も検討されているような危険な菌です。神経伝達機構を妨害遮断して呼吸不全や麻痺などを起こします。具体的には脳からの指令を筋肉に伝えるための物質”アセチルコリン”のはたらきを抑制する作用があるのです。

昔から薬にも毒にもなるというように、薬と毒とは紙一重です。このように毒素の強いボツリヌス菌も様々な治療に使用されています。例えば顔面やまぶたの痙攣などにボツリヌス菌を注入して痙攣を止めるというような使われ方です。これは神経伝達の過剰な活動をボツリヌス菌が持つ神経伝達遮断機能を利用して抑えるためです。

おそらくボツリヌス菌の有効活用で最も有名なのは美容整形の「ボトックス注射」です。ボトックスの別称は「A型ボツリヌス毒素」であり、先ほどの治療用の注射もボトックス注射ということになります。現代は小顔であることが一般的に美形とされていますが、ボトックスを顔に打つことで顔の筋肉が収縮して引き締まって見えるからです。

このようにボツリヌス菌はその強い毒性ゆえにいろいろな分野で活用されている、ある意味人間に身近な存在です。ですのでボツリヌス菌についての最低限の知識を得て、同じような事故を招くようなことがないように啓蒙していく必要があると思います。

乳児に食べさせてはいけないものはこのほか、カフェイン、もち、こんにゃくゼリー、ピーナッツ、そば、いか、オイル製品などがあります。赤ちゃんは塩分が多分に含まれている缶詰食品は苦手でNGです。

前回缶詰事情について書きましたが、ボツリヌス菌は缶詰を汚染することもあります。最近の缶詰も日々技術進化していますので、まず起こり得ないと思いますが、保存環境が劣悪だと感染する場合もありますから衛生状態には気を付けてほしいと思います。

離乳食についてはネット上にたくさんの情報がありますがすべてが正しいわけではなく、様々な情報を自分で比較検討しながら、わからないときは保健所や小児科医のほうでも教えてくれるので聞いてみるのもよいと思います。

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缶詰は賞味期限真近のほうがおいしい!?

以前お肉の熟成について紹介したことがありましたが、最近は缶詰についても長期間寝かせておいしくさせるということがトレンドになっているようです。NHKの情報健康番組「試してガッテン」で昨今の缶詰事情について紹介されていましたので、ここでもその一部を紹介したいと思います。

缶詰というと結構賞味期限を機にされる方も多いと思いますが、缶詰もある程度寝かせたほうがおいしいといいます。これはいわゆる発酵食品のように発酵することでうまみ成分が出てくるからではありません。

缶詰に長く密封されていると、食材の筋繊維がゆるんだりして細胞間の間に隙間ができます。その隙間に一緒に閉じ込められている周りの調味料などが浸潤していって、豊潤で熟成された味に仕上がるわけです。普通であればそれだけ長い時間熟成していると腐敗してしまうものですが、缶詰のなかで密封されているので腐敗しないで済むわけです。

スペインも日本と同じ缶詰大国ですが、表示記載には賞味期限ではなく熟成期間~カ年と記載されています。そして熟成期間が長いものほど売れているわけです。日本では缶詰賞味期限切れが近づいている缶詰ほど前に陳列されていると思いますが、本当は缶詰は後ろのほうが熟成されていて良いのですね。

日本では基本製造日から大体3年経過した日を賞味期限として定めているので、賞味期限から3年割り引いたものが製造日となります。そこから今日の日付までの期間が熟成期間となります。ほとんどの缶詰が基本3年以上熟成させたもののほうがおいしくなっていますので、安心して賞味期限に近い缶詰から購入してほしいと思います。

もちろん個人の好みはありますので、缶詰でも新しいほうがやっぱり良いという方は新鮮な缶詰を選んでほしいと思います。一般的には新鮮な缶詰は味が分離しているのに対して、熟成させたものは味がまろやかになるといわれています。

本来、食べ物を腐敗させないで熟成させるには大変な手間がかかりますが、缶詰製品は製造業者さんのほうですべて行ってくれているので、非常にコスパのよい手ごろな食べ物だといえます。

日本はなんでも缶詰にしてくれる缶詰大国だといえますし、同時に地震大国でもあります。非常食としても重宝される缶詰ですから、ストックしておいてしばらく手を付けていなくてもますますおいしくなるわけですし、缶詰の効能をもう一度認めてもよいと思います。

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糖質ダイエットにむく甘味料

甘味料といってもいくつかの種類があります。ここではダイエットによい甘味料、よくない甘味料という観点から、甘味料を分類してみようと思います。まずダイエットにとって良い甘味料は人工甘味料です。

人工甘味料には「糖アルコール」と「合成甘味料」の2種類があります。糖アルコールとはアルコール基を持つもので、天然素材を原料とするものです。食品添加物としては、血中に完全には吸収されないため血糖値が上がりにくく、甘味があるために低糖甘味料として有用されているものです。代表的なものにはエリスリトール、キシリトール、ソルビトールなどがあります。

これに対して合成甘味料はその名のとおり、人為的に合成された甘味料です。糖アルコールの天然素材を原料とした甘味料に比べれば安価でよく使われている甘味料です。代表的なものは、スクラロース、アスパルテーム、ネオテームなどがあります。

それではこれら人工甘味料と比べて、摂取すると逆に血糖値を急激に上げてしまう糖質もあります。それが「異性化糖」です。異性化糖の原料はトウモロコシで、トウモロコシから作ったコーンシロップを”異性化”という化学的な操作によってブドウ糖と果糖に変えたものです。

この異性化糖の問題点は、先ほどの人工甘味料とは対照的に、血中にスムーズに吸収されてしまうので、血糖値が急激に上がってしまうという性質にあります。果糖は本来は果物に含まれている糖で、果物の食物繊維と一緒に召し上がるとそこまで血糖値を上げるものではないのですが、トウモロコシから抽出され純化した糖は血糖値を乱高下させてしまうのです。

異性化糖は低温になるほど甘味が増すという性質があり、アイスや清涼飲料水によく使われる甘味料なので、意識しないでぐびぐび飲んでしまうと、食後血糖値を急激に上げてしまうことになります。

このように甘味料といってもダイエットによい甘味料と、血糖値を急激に上げてしまう甘味料の2種類があります。ですので例えばのどが渇いて自動販売機で清涼飲料水を飲むときも、甘味料に何が入っているのかを確認してみるのも大切です。

ただし人工甘味料については、とりすぎるとかえって肥満を促す効果があるともいわれています。ここら辺の研究については正直一長一短があり、結論が決定的なものというわけではありませんが、甘味料に限らずなんでも特定のものを過剰摂取すれば体に害がでます。ですので、ダイエットにいいからと言って必要以上に人工甘味料の食べ物や飲料水を摂取するのはお勧めできません。

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アニサキス食中毒を避けるためには

アニサキスというと、魚などに付着している寄生虫です。おそらくその存在を意識したことがない人でも、焼き魚などで目にしているはずです。焼いて過熱してあるとアニサキスは死にますので、口の中に入れても問題ありません。

アニサキスは冷凍にも弱いので、回転ずしなどでは食材は冷凍されたものを解凍して出されているので、基本アニサキスに”あたる”ということはありません。ただし日本近海の鮮度の高い「良い」魚を使う普通のお寿司屋さんでは、アニサキスに当たる可能性はあります。

当たらないのは職人さんが魚をさばくときに取り除いているからです。もしくはたとえばイカのような場合は、表面に細かい切込みをいれてアニサキスを殺しているからです。スーパーで売っているイカはソウメン状にしてあるものが多いですが、一つはアニサキス対策です。

昔はサーモンは生のままでたべる魚ではありませんでした。これはやはり寄生虫による食中毒が怖かったからです。しかし冷凍技術の発達で遠洋でとれた鮭を冷凍することによってアニサキスを殺し、生のままで食べれるようになったわけです。しかしそれに慣れてしまうことによって生食への警戒心が薄れて、冷凍されていなかった魚を生のままで食べてしまい、アニサキスに当たるということが起きるわけです。

毎年アニサキス中毒については厚生労働省が感染者数を公表していますが、その数自体はたいしたことはありません。しかしこれは症状が重くて病院に行った人の数であり、潜在的には多くの人がアニサキス中毒にかかっていると思われます。また食べてしまった人はもっとはるかに多いはずです。

食べても症状に出ないのは、強烈な胃酸によってアニサキスを死滅させているからです。しかし一部の生き残ったアニサキスが胃壁や腸の壁などにへばりついて中に食い込もうとします。これが激痛を引き起こすのです。アニサキスによる胃痛が起きた場合は、できるだけはやく病院に行ってとってもらいましょう。

アニサキスが本当に怖いのは食中毒もありますが、アナフラキシーショックです。生きたアニサキスから分泌・排泄された抗原が血管から循環血中に入り込み、じんましんが引き起こされるというものです。重篤化すると命にもかかわりますし、いったんアニサキスをアレルゲンとして反応してしまいますと、そのあとずっと魚類の摂取を控えなければならない体質になってしまうこともあるからです。

対処法はやはり青魚などの生食は避けること。お刺身などもスーパーで売っているのは基本冷凍処理されているため安全ですが、自分が釣り上げた魚などはやはり焼き魚にして食べるのがよいでしょう。そしてイカなどはよく噛むことです。アニサキスは外傷に弱く、少しでも傷がつくと死んでしまいます。

サバなどを天然ものとして売り出しているところもありますが、基本生食は避けましょう。養殖ものですとアニサキスはついていないのですが、天然ものにはついている可能性が高いです。イカ、サケサバのほかにはサンマ、カツオ、アジなどにも多いですので気を付けましょう。

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GW休業期間のお知らせ

日頃のご愛顧ありがとうございます。

勝手ではございますが、以下の期間をGW休業期間とさせていただきます。

GW休業:5月3日(水)~5月5日(金)

営業再開は5月8日(月)からとなります。

よろしくご了承のほどお願いします。

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幸福度を高める”ヒュッゲ”の精神

”幸福度指数”という指標があります。この指標で国際的に毎回トップクラスなのは北欧のデンマークです。そのなかで最近のキーワードは「ヒュッゲ」という言葉です。

ヒュッゲというのはデンマーク語で ”心地良い時間や空間”を表す言葉です。”巣ごもり”と称する人もいます。家の中で自分の愛するインテリアに囲まれながら、家族や友人たちとなんとはなしの時間を思い思いに過ごすという環境を表す言葉です。

北欧の人たちはこの巣ごもりを芸術、文化の一部にまで高めたのです。デンマーク人はこのヒュッゲの時間と空間を家族や友人、知人と大切にするのです。

今は働き方改革といって労働時間をできるだけ短くしようと国も動いているようですが、デンマークなど北欧諸国はもともと労働時間の短い国々です。

労働時間が短いだけではなく、日照時間も短いため、必然的に家に滞在する時間が長くなります。なので北欧ではインテリアの重要性が高まり、北欧家具なども世界的に評価されているわけです。

これには外食した場合のコストが非常に高いということも一因になっているようです。というのは外食をすると25%程度の消費税がかかってくるからです。日本の消費税のおよそ3倍ですね。高いお金(税金)を払って外で食事するぐらいなら、お家で食べなれた家庭の味をみんなで和気あいあいと味わいたいということでしょう。

北欧の日照時間が短いのは緯度の高さだけではありません。例えばデンマークでは一年間の降雨日数が170日を超えるようです。これは日本で最も降雨日数の多い石川県や鳥取県の165日と並ぶ数字ですね。

実は日本で最も幸福度の高い都道府県というと北陸の県がトップに上がることが多いのです。今なら福井県や石川県、富山県などですね。北陸地方は北欧と同じく豪雪地帯でかつ日照時間も短い地域です。

北欧と北陸、なんだか似ていますね。実際北陸の方は家族愛が強く、今でもおじいちゃんとお孫さんが3世帯で一緒に暮らすご家庭が多いそうです。

デンマークのようなヒュッゲの精神を日本人も見習いたいところですが、そのためにはまずは”健全なる怠惰”を意味するヒュッゲの精神というか余裕を許容する個人と社会の理解が必要になってくると思います。

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涙もろくなるのは脳老化のシグナル!?

壮年老年になると涙もろくなったと実感される方は多いと思います。ちょっとしたドラマや映画をみて、何となく物憂げになったり、昔なら泣くようなことはなかったなんてことのないシーンにもジーンときたりしたりして、年齢を感じることもあるかもしれません。

そのような感情はどこからくるのでしょうか。ひとつには過去の思い出や記憶からくる去就的な感情の発露ともいえるかもしれませんが、実は単純に脳の老化現象からであるかもしれません。

感情というのは脳の中に存在します。特に脳のなかでも古くから存在する大脳辺縁系にある「偏桃体」と言われる部分が、通俗的には”動物の本能”と呼ばれる諸機能をつかさどっているのです。この部分は怒ったり、泣いたり、外界からの刺激に対して感情を反応として送り返す機能を持っています。

この偏桃体は感情以外にも、例えば性衝動や食欲にも関係しています。なので偏桃体は動物としての生命維持のためになくてはならないものなのです。

そのむき出しの感情をコントロールしているのが、脳の大脳皮質内にある「前頭葉」です。偏桃体が感情をつかさどっているとしたら、前頭葉は理性をつかさどっているといってもよいのです。

この偏桃体と前頭葉は人間の人格を形成する対となる関係にありますが、偏桃体はどの哺乳類にも存在する進化的に古い部位に当たるのに対して、前頭葉はヒトにのみといってよいほど肥大した進化的にも新しい部位になります。

老化とともに前頭葉は衰えていくのに対して、偏桃体は比較的丈夫で衰えにくいといわれています。ですので脳の老化はまず前頭葉から始まるわけです。前頭葉が衰えても偏桃体は働き続けるので、これが高齢者の感情の起伏の激しさにつながっていくわけです。

最近ニュースでもすぐに”きれる”老人などが問題となっていますが、やはり脳の老化ともいえる症状が出ている可能性があります。前頭葉の働きが悪くなると、感情の制御ができにくくなり、何でもないことで怒ったり、涙もろくなったりして、感情の変動が激しくなるのです。

それでは脳の老化を食い止め、前頭葉の働きをよくするためにはどうしたらよいのでしょうか。それにはまずは運動です。特にランニングや散歩、など足を使った有酸素運動が効果的です。またサッカーやフットサルなどの頭を使いながらの運動もより効果的だといわれています。

また将棋や囲碁、一部のテレビゲームなども脳の老化防止に役立つといわれています。その他手を動かす趣味、ピアノやゲートボール、プラモデル製作なども脳の老化防止に役立ちます。

このほか前頭葉はコミュニケーション能力をつかさどる部位でもあるともいわれており、友人や知人、家族との毎日の楽しいおしゃべりが前頭葉の働きを維持してくれるのです。ですので多くの友人知人との気兼ねない会話が脳の老化防止につながるのです。

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