ささくれは生活習慣改善のためのシグナル!?

”ささくれ立つ”という言葉がありますが、”ささくれ”とは指の爪にできるとがった皮膚の突起物のことです。気づいたらいつの間にかできていて、意外と痛みがあって不快なものですよね。爪と指の境界にできる皮膚繊維が避けてできたものです。

ささくれができるのはいくつか理由があります。食器洗いの洗剤があっていないとか、シャンプーがあっていないとか、水に手を浸す時間の長い仕事をしているとかです。

しかし食生活が影響している可能性もあります。皮膚の源になる栄養源は、たんぱく質、ビタミン、ミネラルの3要素です。それらのどれかが欠けても、ささくれができる可能性を上げてしまいます。特にビタミン類は大事ですね。

たとえばビタミンAは皮膚の成長を促し、爪や皮膚を若々しく保ってくれますし、ビタミンB2は皮脂の分泌量をコントロールしてくれます。

同時に食物繊維と発酵食品の摂取も大切です。腸の調子をよくすることが肌の質を良くします。そのためには腸内細菌の働きが欠かせません。食物繊維は腸内細菌の栄養になりますし、腸内をきれいにして腸内細菌が増殖するきっかけを作ってくれます。

発酵食品の摂取も同様に効果的です。発酵食品の中には乳酸菌や微生物が豊富に含まれており、接種することで腸内細菌を増やしてくれます。

また睡眠も大切です。睡眠中には様々なホルモンが分泌されるのですが、特に成長ホルモンが大切です。俗に「寝る子は育つ」といわれるように、寝る子は肌が新陳代謝されてきれいになるのです。

ささくれができたときの対処法ですが、棘を抜いたりするように引っこ抜いたりすることは絶対にやめてください。跡が化膿したりしてより重篤化することがあります。

一番簡単な対処法は、とりあえずささくれてる部分の根本で挟みや爪切りなどを使って切り取ってしまうことです。そのまま放置していれば、ほとんどの場合はいつの間にか治ってしまいます。

ささくれ自体はちょっとできたところで気にしない方がほとんどだと思います。痛みがあった時にきがつくぐらいで、それも何とはなしに収まってしまって忘れてしまいます。でもささくれは生活習慣悪化のシグナルかもしれません。生活習慣を見直して改善するためのきっかけにしてほしいですね。

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料金改定のお知らせ

日頃のご愛顧ありがとうございます。

2018年4月より料金の改定がございましたので、お知らせいたします。

詳しくは「利用案内」のページをご覧ください。

お気づき、ご不明な点がございましたなら、お知らせください。

よろしくお願いします。

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血糖値をあげてしまう8つの生活習慣

血糖値を上げてしまう代表的な生活習慣の一つは高糖質の食事ですが、それ以外にも血糖値の上昇を促してしまう”悪い”生活習慣があります。ここでは健康雑誌「ターザン」で取り上げられた「変えたい血糖値を上げてしまう生活習慣」を簡単に紹介したいと思います。

まず睡眠です。睡眠不足や眠りが浅いと血糖値は上がりやすくなります。睡眠中は絶食しているので血糖値は下がりやすくなると考えてしまいますが、実際は眠りが浅いと交感神経が優位になり、血糖値があがりやすくなります。

ストレスも大敵です。ストレスが蓄積して感情が激しくなると、交感神経が刺激されてインスリン拮抗ホルモンが分泌されて血糖値が上がりやすくなります。最近怒りっぽいな、イライラするなと思ったら、アンガーコントロールを心がけましょう。

入浴法も大事です。夏などに汗を流すためにさっとシャワーを浴びて汗を流すタイプの入浴法ですと、交感神経が刺激されずに血糖値が上がりやすくなります。熱めのシャワーで短時間で済ますより、少しぬるめのお湯につかってリラックスさせてくれる副交感神経を働かせましょう。

歯周病も影響してきます。最近の研究では歯周病菌と血糖値には相関関係があることがわかってきました。歯周病菌にとって糖質は好物の栄養分です。歯磨きをさぼると歯垢の付着がすすみ、歯周病菌が繁殖しやすい環境になります。半年に一度はデンタルクリニックで歯垢の除去をしてもらってください。

週末の休日に普段の寝不足を取り戻そうと、寝だめしようとするのもよくありません。体内時計が乱れて血糖値が上がりやすくなります。シフトワーカーは普通の人よりも3倍以上、糖尿病の発症リスクが高いという研究もあります。

体内時計は日光を浴びることで一旦リセットできますので、二度寝したい場合は一旦起きて日光を浴びてその後に再び眠るようにしましょう。これだけでもちがってきます。

また普段から座り仕事が多い場合は要注意です。座り続けていると血流がわるくなり、また動かないことで血糖値が上がりやすくなります。

また座り続けていると腰痛やパソコン画面を眺めていると肩凝りも発生しますが、これもインスリン拮抗ホルモンを分泌してしまい、血糖値を上げやすくしてしまいます。なので1時間に1回程度は最低、椅子から離れて体を少し動かしてあげましょう。

このように血糖値を上げてしまう生活習慣はたくさんあります。大事なことはよく寝て、バランスよい食事をこころがけ、よく動くことです。

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運動はインスリンよりも効果的

運動不足や高糖質の食事を続けていると血糖値が高止まりしやすくなり、血糖値が高止まりすると疲れやすくなりだるくなります。

そんなときにひさしぶりに運動をすると、運動後リフレッシュして爽快感を味わったりしますが、そういう気分だけではなく、体の調子自体が良くなることがよくあります。これは運動が血糖値を下げてくれるからです。

運動の血糖値への影響力はインスリンと同等かそれ以上です。さらに投薬と違い副作用もありません。

なぜ運動によって血糖値がコントロールしやすくなるかというと、運動によって筋肉が発達すると、血糖を取り込んでくれる能力が上がるからです。

インスリンというのは食べ物から摂取し血中に溶け込んだ血糖を、肝臓や脂肪、筋肉の細胞に運ぶ役割をしています。そうやって体内の各種細胞に血糖を吸収させることで、血中の糖度が下がるようになっているのです。

「インスリン感受性」という概念があります。インスリンの効き目を示すのがインスリン感受性で、感受性が高いとは血糖を多く取り込め、血糖値のコントロールをしやすくさせてくれるのです。運動はこのインスリン感受性を上げてくれるのですが、そのメカニズムは完全にはわかってはいません。

しかし肥満によって体脂肪が増加するとインスリン感受性が落ちることはわかっています。体についた中性脂肪のインスリン感受性は低いのです。逆に、運動をすると筋肉細胞内にある糖質と脂質を代謝するミトコンドリアが増加するために感受性が上がります。

運動をすることで得られる感受性の上昇効果は単発でも短期間でもありません。一度の運動で最大3日間は上昇の効果が持続するといいます。

最近体が重いな、だるいなと感じたときに、思い切ってランニングやサイクリングなどで体を動かしてみましょう。そうすることで単純に汗をかいた気持ちよさ以外にも、体の内部からくる調子の良さというものが味わえると思います。

血糖値を下げるのに食事療法だけで対応しようとするのは、なかなか難しく長続きしません。暖かい季節になってきましたので、是非運動を併用して体調を保ってほしいと思います。

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ランニングシューズの選び方

ランニングの際に大切になってくるのはシューズ選びですよね。ここではランニングシューズの選び方、視点について簡単に紹介したいと思います。

まずシューズの底の厚さが大事です。底の厚いシューズは弾力性とホールディングに優れ、着地の際の衝撃を吸収してくれるためにトレーニングの負担を軽減してくれます。どちらかといえば、まだ足の筋肉ができていない初心者やホビーランナーさんには底の厚いシューズがおすすめになります。

厚いソールは次の日に疲れを残さずに継続してトレーニングができますし、その分距離も伸びます。スピードよりも距離を重視する人にも効果的です。

ではうすいシューズはどうでしょうか。薄いということは軽いということです。なのでスピードを重視するようなハイアマチュア選手はこういうプロ仕様の薄い靴底のシューズを選びます。うすいぶんクッション性が薄いため、着地した際の衝撃は大きいのですが、こういうタイプのシューズを履く人は走りこんでいるため体重も低く、また脚力もついているためそれが緩衝材となり、負担がかかりにくい体質になっています。

次に大事なのは着地の仕方です。ランニングには着地の仕方によってい大きく3つに分かれます。つまさき(フォアフット)、真ん中(ミッドフット)、かかと(ヒールストライク)です。日本人は一般的にかかとから着地するランナーが多いですね。

そのため日本人ランナー用に作られるシューズはかかとが厚いタイプのシューズが多いのです。かかとから落ちる走り方の利点は日本人のようにあまりふくらはぎやアキレス腱の発達していないランナーでも自然な感覚で走れ、負担が少ないことです。

かかとから着地して、つまさきをはねて前に進みます。これは日本人なら誰もが自然と思い浮かべる走法でしょう。それ以外の走り方は想像しがたいと思います。

しかし欠点もあります。かかとから着地する際、足が伸び切っているためその衝撃がもろに足にきます。またかかとから着地してつま先をけりだすまでに接地時間が長くなり、その分だけ効率性が悪くなります。つまりスピードが出にくい走り方なのです。

ヒールストライクに適したシューズはかかとが厚いタイプです。こういうタイプのシューズを”高ドロップ”と呼びます。ドロップとはつま先のソールの高さとかかとのソールの高さとの差を意味します。この差が大きいタイプのシューズを高ドロップシューズと呼びます。

高ドロップならかかとから着地するのでその衝撃を和らげてくれますし、そのままつまさきではねて次のステップに移れます。日本のメーカーのシューズは日本人用に作られているため、種類も豊富ですし問題なく選んでほしいと思います。

次にミッドフットの走り方です。ミッドフットはいわば足の裏をハンコのようにして着地するので、足はひざのところで曲がった状態で着地します。このためフォアフットよりも足への衝撃が少なくて故障になりにくいのです。またフォアフットよりも足裏の接地時間も短く、スピードが増します。

ただしこのような走り方は、トレーニングを積み重ねないとすぐにフォアフットやかかとから着地する走り方に戻ってしまいます。またふくらはぎなど、特定の筋肉を鍛えないといけません。

ミッドフットの走り方に合うシューズは、ソールが平坦で特定の部位に偏って厚くなっていないものになります。こういうタイプのシューズを”フラットソール”と呼びます。フラットソール型のシューズもよく売られているので問題なく購入することができると思います。

最後にフォアフットです。フォアフットは今やマラソン界を席巻しているアフリカの選手が得意な走法です。つま先で着地してそのままリズミカルに走り抜けます。そのためスピードのある走り方、ストライドの大きな走り方が可能になります。

ただしこの走法を日本人が無理にやろうとするとケガをしやすくなります。そもそも日本人の走りは骨盤が落ちて重心もかかとよりにあるため、アフリカ人のような走り方をするとアキレス腱やふくらはぎを痛めることになります。

フォアフット走法を日本人で意識的に取り入れているのはオリンピックの上位を目指すような一握りのトップ選手だけですので、無理に取り入れる必要はありません。それでも特に海外メーカーを中心に日本でも入手できるシリーズがありますので参考にしてほしいと思います。

ランニングは基本的に道具がいらないコスパに優れたスポーツです。なのでランニングシューズには投資してもいいと思います。ただし自分の走り方やレベルに応じたシューズを選んでほしいですね。じゃないとタイムが伸びないどころか故障の原因になります。

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滑舌が年齢とともに悪くなる理由

滑舌というと、年齢とともに悪くなっていく傾向にあります。これにはいくつか理由があります。

滑舌を構成する要素は主に3つです。呼吸、顎口周りの筋力、歯並びです。いずれも年齢とともに衰えていくものばかりです。

ここでいう筋力とは表情筋と舌の筋肉と口輪筋のことです。舌と口の筋力が低下するのはコミュニケーションの回数が低下することと、食べるときに噛む回数が減っていることが挙げられます。

実は舌というのは筋肉の塊です。焼き肉でタンを注文すると、あの独特の食感が楽しめますが、まさに筋肉の味です。筋肉である限り鍛えなければ筋力は低下します。舌の筋力が低下しますと構造上口が半開きになりやすくなり、口呼吸になりがちです。

同様に口周りの筋肉である口輪筋の衰えは口を半開きにさせて口角が下がってしまう原因になります。口角が下がるとそこから空気が抜けて発音がしにくくなります。結果滑舌が悪くなってしまうのです。

また運動不足にも原因があります。例えばランニングをしますと下肢に力を入れるために歯を食いしばります。このとき表情筋が働くのでその分筋力が付くのです。表情筋に力がでますと、発声にもより精度がでて聞き取りやすくなります。

歯並びが悪いと発声の際に空気が歯の隙間からでてうまく言語に変換できずに聞き取りにくくなります。なので厳密には滑舌が悪いわけではないのですが、年齢とともに歯も抜けていきますので、まずは歯の健康を維持するためにもしっかりとした歯磨きを継続的にやらないといけません。

また入れ歯を使われている方は、入れ歯が自分に合っていない可能性もありますのでチェックしてほしいと思います。

ところで滑舌が大切な職業というと俳優さんが挙げられます。なので俳優さんは滑舌をよくするためのトレーニング習慣というものが備わっています。

一般的には早口言葉練習、ボイストレーニング、そして筋力トレーニングです。早口言葉は表情筋を鍛えるために有効ですし、ボイストレーニングは肺ではなく腹から空気を送り込んで発生する練習法です。いわゆる腹式呼吸です。

俳優さんは特に舞台俳優さんはマイクを使って演技するわけではないので、大きく遠くまでよくとおる声で発生する必要があります。なので声を肺からではなく腹から出す必要があるので、腹筋なども鍛える必要があるのです。

つまり滑舌は顔の筋肉だけではなく、全身の筋肉の衰えによって影響が出てしまうのです。滑舌が悪くなったなと感じたら、生活習慣の見直しの良い機会かもしれません。普段からよくしゃべり、よく食べ、よく歩くことが快活な発声につながっていきます。

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眠りすぎた後に頭痛がするのはなぜ!?

つい寝すぎてしまって例えば休日のお昼ぐらいに起きてしまうことがあると思います。そんな時に良く寝たつもりで体調も良くなり、頭もすっきりすると思いきや、頭が痛くて気分が悪いといった経験はないでしょうか。

ここでは寝すぎによる頭痛を”寝すぎ頭痛”と呼んでみたいと思います。

寝すぎ頭痛には二つのタイプがあり、どちらかもしくはどちらの症状も出る場合があります。二つのタイプは片頭痛タイプと後頭部タイプです。

片頭痛タイプはこめかみから側頭部にかけて頭痛が起こります。睡眠後に頭痛が起こるの理由は、弛緩をつかさどる副交感神経が寝すぎにより働きすぎることによって血管が拡張して、それが三叉神経を圧迫するからです。そのため心臓の脈ごとに痛みがドクンドクンと脈打ちます。

このため吐き気や嘔吐が併発します。頭を振ったり運動をしたりすると痛みが増幅します。

後頭部型は筋肉が緊張することによって起こります。就寝中に無理な体勢で固定されてしまうと筋肉が固く硬直してしまい、筋肉内の血流が悪くなり、筋肉の中に乳酸やピルビン酸などの老廃物がたまってしまいます。それが周辺の神経を圧迫して頭痛が起こるのです。

時間とともに頭全体に痛みが広がって長期間痛みが持続します。頭を振っても痛みが増幅したりはしませんが、肩や首周辺のこりが併発します。

片頭痛型への対処法はいくつかあります。血管を収縮させるためには、まず頭痛が起こっている部分を氷などで冷やしてあげる必要があります。氷嚢などで首筋や後頭部など太い血管が通っているところを冷やしてあげると、血管を通る血流が冷やされて収縮につながります。

またコーヒーや紅茶などでカフェインを摂取することで、カフェインには血管収縮作用がありますので、頭痛の原因を鎮めてくれます。

もちろんバファリンなどの市販の鎮静頭痛薬も有効です。ただ頻繁に服用しますと体が慣れてしまいあまり効かなくなっていきますので、最初は薬を使わない方法を試してみましょう。

後頭部型は、筋肉の緊張をとってやるために腕や首を回してリラックスさせたり、お風呂に入ることで血行を良くしてあげることが効果的です。

さてそもそも血管が必要以上に拡張してしまうほど副交感神経の影響が高まってしまうのには睡眠に問題があります。

特に最近寝不足状態が続いていたとか、激しい運動をして疲れ切っていたとかではない限り、長い時間眠り続けるということは睡眠の質が悪いということを意味します。

眠りの質が悪い、浅いということの原因は、例えば睡眠時無呼吸症候群、うつなどが考えられます。また最近ではスマホの画面を練る前まで見てしまうことで、眠りが浅くなってしまうことが指摘されています。

日中は日光に当たりながら散歩することで、心地よい疲労感とともにセロトニンが分泌されて夜の快眠につながります。睡眠不足も問題ですが、過剰な長時間睡眠も問題です。頭痛につながるような長時間睡眠を頻繁に経験される方は、生活習慣を今一度見直してほしいですね。

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動脈硬化がうむ突然の体の不調

名わき役で有名な俳優の大杉漣さんが先日亡くなられましたが、詳しい原因はよくわかっておりません。ただ伝えられるところによると心筋梗塞の可能性が高いそうです。

俳優というと阿藤快さんも先年なくなられましたが、阿藤さんは大動脈瘤破裂だったそうです。お二人ともとても元気よくテレビのロケ番組もこなしており、唐突な印象はぬぐえません。

こういう突然死の根本原因には動脈硬化が挙げられます。動脈硬化とは血管の内部が固くなって狭くなり、血液が流れにくくなる症状です。心筋梗塞も大動脈瘤も心筋梗塞が原因です。

お二人に共通する前兆としては、阿藤さんについては背中痛、大杉さんについては腹痛を訴えられていたといいます。なので本人も周りの方もその痛みの原因が血管にあるとは気が付かないことが多いのです。阿藤さんは背中痛をマッサージで紛らわせていたといいます。

放散痛は背中、腹痛以外にもいろんな部分にでます。例えば奥歯、あご、肩、うで、みぞおちなどです。つまりほぼ上半身全部です。その時にならないとどこに出てくるのかはわかりません。

心臓への不調は一定の確率で起こってしまうものです。不幸にも起きてしまった場合はとにかくできるだけはやく病院に駆け込むことです。分単位でのカテーテル治療が大切になります。

しかしやはり大切なのは事前の予防です。

予防法は長期的なものです。生活習慣、食べすぎ、喫煙を控えて、肥満や高血圧の改善を図ります。歯磨きも大切です。最近は歯周病菌が動脈硬化に影響していることがわかってきたからです。

動脈硬化への検査も大切です。40歳を超えて生活習慣、体重、血圧に問題がある場合は検査をお勧めします。

阿藤さんも大杉さんも俳優らしくスリムで健康でした。大杉さんはサッカーフリークで知られ、自分の作ったサッカーチームで活躍されるほどでした。阿藤さんもゴルフが好きでよくプレーしていたといいます。

ただし俳優という仕事柄、時間帯が不規則で外でのロケは体に負担をかけていたことは想像できます。また特に大杉さんは壮年になってから売れっ子になり仕事量が増えていったこともあり、年齢的にはキャパ以上の仕事量を抱えていたこともあったと思います。

俳優というのは見られる仕事ですので、普通の人よりもストレスがかかる職種であることは間違いありません。阿藤さんは69歳、大杉さんは66歳といいますからやはりよく似た年齢だったことがわかります。外見は若く見えても、血管年齢はそうではないということもあります。生活習慣を改善しながら検査も忘れずに受けてほしいと思います。

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秀吉さんが温泉にもたらしたイノベーション

この寒い季節、休暇を利用して温泉旅行という方もおられると思います。さて関西の温泉というと白浜温泉や城崎温泉など有名な温泉地はいくつもありますが、太閤秀吉公が愛した温泉地と言えば六甲の山の手にある有馬温泉ですよね。

その秀吉さんが温泉に関していくつかのイノベーションを行っています。

秀吉さんが発明したのは座り入浴です。それまで温泉のつかり方は起立した状態での入浴法でした。いわゆる立ち湯です。立ち湯はお湯の水圧によって下肢にプレッシャーがかかりますから、体内の血液循環は心臓に集まることになります。そうなると心臓に負担がかかりますのであまりよろしくありません。

座り湯の良いところは心臓にまで血液が集まらないので、その分負担が少ないことです。秀吉さんが作らせた座り湯はお湯の高さが65cm程度だそうです。これくらいなら座りながら上半身は手を伸ばして入れますよね。今につながる座り湯の誕生です。

秀吉さんが発明したもう一つの入浴法は今でいうミストサウナ浴です。屋根付きの部屋の中にはいって、その部屋とお湯の間を竹の筒でつなぎながら、そこからの湯気を通して小屋の中をサウナにしていたのです。

サウナの利点はその湿度の高さから喉などの呼吸系に働きかけてウイルスの繁殖をふせぎ、免疫力を高めることにあります。また汗をかくことで、リンパの流れ良くして自律神経を活性化させてくれます。

また秀吉さんは有馬の道を改装して京都や大阪からも生きやすくしてくれました。温泉だけではなく宿泊地としての整備も行い、娯楽施設などを併設してレジャーとして楽しめる行楽の街として全体の設計をしました。

今でいう温泉保養施設ですが、秀吉さんの場合は滞在は数か月、お供の家来の人数は数千人という単位ですから、まさに一回の滞在で街を作るようなものだったのです。

江戸時代は全国の温泉の格付けすることが町人たちの間ではやりました。そのなかで有馬温泉は草津温泉と並んで常に番付上位に入っていたといいます。徳川政権になって秀吉の遺構がすべて破壊されていく中でも、有馬は保養地としての地位を確立していったのです。

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ちょっととっつきにくい囲碁も脳を鍛えるのに効果的

脳をいつまでも若々しく保つためには、筋力と同じく脳を常に使うことを考えなくてはなりません。使えば使うほど脳はその機能を活性化させるのです。そのための手段として日本に古来からあるボードゲームの将棋や囲碁というのはとても有効です。

囲碁というと日本では長い間大人の趣味と思われていました。しかし残念ながらそのゲームのとっつきにくさから、大衆が気軽に打つような状況にはないといえます。なぜでしょうか。将棋と比較してみるとその特徴が浮かび上がってきます。

まず囲碁は陣取りゲームであって、玉取りゲームではないことです。将棋なら王様をとって終了なのでわかりやすいのですが、囲碁はひたすら陣地合戦であまりカタルシスがわいてきません。オセロのように挟んで相手の駒をとるように、相手の碁を囲むことによって相手の碁を取り上げることになります。

囲碁が将棋と比べて違うのは圧倒的に自由度が囲碁のほうが高いことです。初級の間だと自分が何をやっているのか今一わからずに手ごたえがあまりありません。そのくせ時間がかかります。囲碁で勝負がつくのは最低でも2時間はかかります。将棋だと早ければ30分程度ですみます。

それどころか初級者の間だと自分がどれくらい勝っているのか負けているのかもよくわからないでしょう。

またせっかく興味をもって囲碁を始めてみても、最初はそれなりの熟練者と対局しないと形になりません。初級者同志だとお互い何をやっていいのかわからないからです笑。

囲碁には「コウのルール」というものがあります。同型反復を避けるためのルールなんですが、これも結構わかりずらいです。対局をこなしてなれるしかありません。

とはいえルール自体はそれほど多くはありません。その気になれば個1時間で覚えることができますが、囲碁で難しいのは定石を覚えることです。囲碁の定石は打ち手に自然と悪手を避けるガイド役を果たしてくれるのですが、同時に時と場合によっては絶対というものではありません。これも対局数をこなして体で覚えていく必要があります。

それでも不思議なことにAIによる囲碁は人間の定石を覆すような手をどんどん打ってくるのです。囲碁は将棋と比べて圧倒的に自由度が高いために、AIが人間を凌駕するのには将棋よりも時間がかかるといわれていました。が、今では囲碁のトップ棋士が束になってもAIにはかなわないようになってしまいました。

個人的には囲碁や将棋などのボードゲームは何歳からでも始められ楽しむことは可能だと思います。昔だとなかなか対戦者に恵まれずに始めにくかったと思いますが、今はネット上でいくらでも対戦する機会がありますし、CPU相手に気を遣わずに自分の力を磨くことができます。

将棋もそうですが、今やネットを通じて国際化が進んでいます。世界中の愛好家と対戦できるわけですから夢も広がりますね。是非囲碁を通じて脳筋を鍛えていきましょう。

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