食べる順ダイエットはベジファースト、カーボラストが合言葉

食べ順についてはかなり人口に膾炙してきて、多くの人が知っているようです。ここでも何回か取り上げたトピックなのですが、ここでももう少し別の角度から紹介したいと思います。

食べ順ダイエットはふたつの要素で構成されています。一つは「べジファースト」で、もう一つは「カーボラスト」です。

ベジファーストはその名のとおり、野菜を先に食べるというものです。これは食物繊維を先に食べることで血糖値の上昇がゆるやかになり、インシュリンの分泌も少なくて済むということになります。

しかし最も大事なのはカーボラスト、つまり炭水化物を最後に持ってくることです。血糖値を上げ、インシュリンの分泌を促すのは糖質だからです。

なので、野菜を先に食べるのが苦手で、どうしても主食のお肉やお魚から食べたいというのであれば、野菜より先に食べてもよいと思います。ごはんやデザートを最後に食べることをまずは習慣にしてほしいですね。

このように甘さというものが、現代人の食生活には欠かせないものになっている理由の一つはやはりストレス社会というのもあると思います。

理想はフランス料理のコース料理のように、一品ずつ前菜からメイン、そしてデザートのように単独で食べきるようにでてくることです。これとは逆なのは、サンドイッチやおにぎりのように、周りをパンやごはんでコーティングされて食べやすくなっているものは要注意です。

サンドイッチを自作する際には、できればオリーブオイルを一緒に使ってみてほしいと思います。オリーブオイルが持つ良質のオレイン酸は血糖値の上昇を抑制してくれる効果を持っているからです。同様に酢の持つ酢酸は胃の中に入った食物の吸収を遅らせて血糖値を上げにくくする効果をもっているのでお勧めです。

これらはコンビニなどですぐに買えて手軽に食べられるので重宝されるのですが、できればサラダボウルなどの一品を一緒に買って、前菜として食べてほしいと思います。カーボラストは難しくても、ベジファーストはできるからです。

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遠近両用メガネをうまく使いこなす

週刊ポストの今週号で、目の悩み特集「遠近両用メガネスペシャル・老眼用メガネはここまできた」をしています。そのなかで遠近両用メガネについてのためになる記事がありましたので、ここでもその内容の一部を紹介したいと思います。

よくある誤解ですが、老眼になっても老眼鏡をかけると症状が加速してしまうではないかと考えてしまい、老眼を使うことを躊躇してしまうことがあります。しかしこれこそが間違いの始まりです。

無理に裸眼でみようとすると眼精疲労から目を傷めたり、肩や首への負担がかかってしまうからです。

老眼の原因は水晶体の調整能力の衰えにあります。水晶体の調整力は20代をピークに年々低下し、40代で自覚症状がではじめ、50代ではほぼすべての人が老眼になるといわれています。

水晶体はカメラのレンズのように対象物にピントを合わせる機能を持っていますが、このピントを合わせる能力が落ちると、ピント合わせに時間がかかったり、はてはピントが合わないまま対象物がぼやけて映ってしまうことになります。

老眼鏡といってもその用途は個人によって大きく変わります。パソコンを見るためか、絵画をかくためか、ゴルフで使うのかなどです。なので本来はその用途ごとに老眼鏡が必要になります。

最近の流行は、一目では老眼鏡とはわからない「遠近両用」眼鏡ですね。「中近両用」とか「近近両用」な眼鏡も出てきています。

遠近両用メガネには累進屈折力レンズが不可欠ですが、難点は”ゆがみ”が生じることです。遠用と近用の度数の差を「加入度数」と呼びますが、この数字が大きいほどゆがみが生じやすくなります。初めて使う人だとこのゆがみに慣れるまで時間がかかります。

そこでフレームの選び方が大切になります。レンズの縦の長さを長めの32mm以上に設定すれば、遠用部から近用部への距離がその分だけ長くなりますので、度数変化も緩やかになり、目に負担をかけにくくなります。

このように累進屈折力レンズになれるためには、加入度数が小さいレンズから慣れていく必要があります。ですので45歳くらいまでには屈折レンズの使用に慣れておくのが理想だといいます。結構早いですね。

老眼鏡を作る前にまず眼科を受診することをお勧めします。といいますのは初期の老眼の症状は白内障や緑内障の症状と似ているからです。

また眼鏡店はやはり老眼の症状を自分でよく理解されている40代以上の店員さんがいるお店がよいでしょう。

そしてレンズの更新期限ですが2年を目安にするのが良いとされています。フレームが微妙に変形していたりして焦点が合わなくなっている場合もありますし、ガラスやプラスティックのレンズは知らず知らずのうちに傷つき、コーティングが剥がれたりして劣化しています。

目に負担をかけないためにも、早め早めの対応を心掛けたいですね。週刊ポストの特集はシリーズで目の悩みについて特集していますので、詳しくは雑誌をご覧ください。

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声のカスレで判断する動脈瘤リスク

NHKの健康番組「試して、ガッテン」で、大動脈瘤の存在が声の変調につながることが指摘されていましたので、ここでも紹介したいと思います。

大動脈瘤が腹部にある場合は、臨床では21%の人に声のカスレがみられるといいます。大動脈瘤は確かにとても大きな血管に発生するコブなのですが、自覚症状がでにくく、みつからないまま破裂してしまうことがままあります。

しかし数少ない自覚症状のひとつとして”声のカスレ”が挙げられます。

なぜ声のかすれが出るのかといいますと、反回神経という胸腔内で迷走神経が枝分かれして、大動脈を迂回して気管と食道の間をとおり喉頭へいく神経が関係しています。

この神経を圧迫するような大動脈瘤が発生すると、声帯をうまく閉じることができなくなり、結果、声にしわがれ音が発生するのです。このほか、反回神経は甲状腺や声帯や肺近くにも通っていますので、例えば甲状腺にがんが発生して神経を圧迫するようなことがありますと、やはり声に変調がでてきます。

もちろん声が少々しわがれたからと言って必ずしも大動脈瘤があるというわけではありません。しかし今まで声に変調などなかった人が、一週間以上も治らないということがあるのなら、そこは少し疑ってみてもいいかもしれません。

そこで、かすれ声が大動脈瘤によるものかどうかのチェック方法が番組で紹介されていましたので、ここでも説明したいと思います。

まずいすなどに座って楽な姿勢をとり、息をおもっきり吸います。そしてその状態でできるだけ長く「あ~」と声にだしてみましょう。声が10秒以上続かない場合は、何らかの病気を疑ってみてもよいと思われますので、耳鼻咽喉科への受診をお勧めしたいと思います。

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ミックスジュースには豆乳やダイコンを

ミックスジュースというと、関西は大阪発祥の飲み物です。新世界にある千成屋珈琲店という喫茶店が、牛乳と果物を複数混ぜて飲み物として出したのが始まりだといわれています。残念ながらもう閉店してしまいましたが。

今ではミックスジュースのほかに、”フルーツオーレ”とか”フルーツ牛乳”とか色々な呼び方がありますね。最近は氷を加えて”スムージー”だとか”コールドプレス”とかという呼び方もあります。野菜を加えたものは野菜ジュースと呼びますが、複数のものをすりつぶして飲み物にするところは同じですね。

果物中心のミックスジュースを飲むメリットとしては、なんとなくビタミンや食物繊維がとれて体にいいというイメージはあると思いますが、期待しすぎるのは禁物です。というのは、ジュースにすることで水溶性のビタミンが壊れてしまい、栄養分としてはあまり意味のあるものではなくなってしまうからです。

またデメリットもあります。果物をすりつぶして出る液体には、「ショ糖」とよばれるブドウ糖と果糖を合わせた糖質成分があります。これを空腹時に飲むと、一気に血糖値を上げてしまうリスクがあるのです。

ですので個人的には、ミックスジュースは健康のためというよりは、嗜好的な飲み方が良いと思います。あのさっぱりとした味わいややさしい甘みが、仕事や遊びに疲れて一息つきたいときの一幅の清涼剤になると思います。

そこでお勧めしたいのが、豆乳やダイコンを加えてみるということです。豆乳といっても砂糖が加えられていない「無調整」豆乳のほうです。豆乳自体は糖質が少なくイソフラボンが多い、低糖質高たんぱくの代表的な飲み物です。

豆乳は食事前に飲むと、糖質の吸収を遅らせて血糖値を上げにくくする働きがあるといわれています。ですので、一緒に飲むことで糖質の吸収を阻害するクッションのような働きをしてくれるのです。

またダイコンをお勧めするのは、不溶性食物繊維の量が比較的多いからです。果物類には水に溶ける食物繊維である水溶性食物繊維は多いのですが、不溶性は少ないのです。ダイコンはこのミックスジュースに不足しがちな不溶性食物繊維を補ってくれる効果があります。ちなみに不溶性食物繊維の多い意外な食品はポップコーンやとうがらし、抹茶などです。

また不溶性は水を含むと膨張する性質があり、胃の中で膨らむことで満腹感を満たしてくれる効果があります。またダイコンにはアミラーゼと呼ばれる酵素が含まれており、便秘や老化の防止に役立つといわれています。

ただし夏に暑いからと言って、あまり氷をいれてスムージー状にして飲むのはお勧めしません。どうしても胃腸を冷やしてしまうからです。なのでダイコンを加えることで、シャキシャキとした食感が氷をいれなくても清涼感を満たしてくれるのでお勧めなのです。

既製品のジュースはやはり成分調整がされていて、飲みやすくするために食塩や砂糖などが必要以上に入っている場合がありますので、自分で作るミックスジュースはできるだけ健康にも配慮したものにしたいですよね。

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イチロー、カズに学ぶ長く競技生活を続ける秘訣

サッカー界のレジェンドといえば三浦知良選手、野球界のレジェンドといえばイチロー選手で間違いないと思いますが、お二人に共通している点を挙げていきたいと思います。

まず準備運動の入念さ熱心さです。イチロー選手も三浦選手も、ベテランにもかかわらずほかの選手よりも早くトレーニングに入り、入念な準備運動を始めます。

次にルーティンです。イチロー選手の打席に入るまでのルーティンはよく知られていますね。ほとんど神経症的なまでのこだわりで一連の同じ動作を何十年も繰り返しているのです。これについて三浦選手は新聞のコラムでイチロー選手をほめていたことがあります。

また二人とも余計な脂肪や体重はつけないことです。どちらも体脂肪率に気を配り、余計な筋肉や脂肪をつけて体を重くしないという点で共通しています。三浦選手は一日に何度も体重計に乗るといいます。

二人とも一度筋肉をつけすぎて失敗しています。三浦選手イタリアはセリエAのジェノバ時代に筋肉をつけすぎてスピードを落としてしまいましたし、イチロー選手もオリックス時代にシーズン当初はつけすぎた筋肉の重みでフォームを崩していたといいます。

その教訓から、三浦選手はイチロー選手が重視する「初動負荷理論」に基づいたトレーニングを行う鳥取県の”ワールドウィングジム”に参加して学んだこともあります。

イチロー選手もカズ選手も長い競技生活にもかかわらず、体にメスをいれたことがないそうです。これは驚異的なことです。とくに節々の腱や軟骨などはトレーニングとともに摩耗していき、一旦劣化すると回復しません。ここの部分の故障によって引退を余儀なくされる現役選手は数え切れません。

やはり入念で地道なストレッチと柔軟体操、そして細かい体重管理と強い体幹に支えられた正しいフォームが、余計な負担を肘や膝にかけずに長く健康保っている秘訣だと思います。

野球選手はサッカーのように長時間走り続けるスタミナは必要ありません。ですのであくまでもサッカーと比較すればですがベテラン選手でも通用する余地は多いと思います。ただしそれでも多くの選手が短い競技生活で引退していくのは、年齢による動体視力の低下が避けられないからというのもあると思います。

これはイチロー選手も例外ではありません。動体視力は20歳をピークに徐々に低下し始め、30代40代でその低下が加速します。イチロー選手の体全体の筋力については衰えはなくても、動体視力の低下はやはり年齢相応に出ているはずです。

また筋力自体の衰えはなくても、その回復力はやはり年齢相応に遅れが出てきます。イチロー選手もシーズン当初は調子が良かったのですが、そのあとフル出場に近い状態で試合に出続けたことにより成績が急降下してしまったシーズンがあります。

そのあと監督の指示で定期的に休みを取りながらの出場で、好成績を保つようになっています。やはりイチロー選手といえども回復力の衰えはあるようです。だからこそ、練習後の入念なアフターケアが大切になってきます。イチロー選手も三浦選手も長い時間をかけて念入りにストレッチをしてそのケアを怠りません。

三浦選手は一試合フルに試合にでれなくても、与えられた短い出場時間の中で一瞬の動きで結果を出すことを目的にしています。短い時間なら全盛期に及ばないまでもそれに近い力をだすことができる、その一瞬にかけてチャンスをうかがっているのです。

イチロー選手も長い競技生活の中でも例外的な途中出場での参加が増えてきましたが、それでも良い結果を残しています。常に準備を怠りなく、ルーティンをしながら出場のチャンスを生かそうとしているのだと思います。

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七分咲きの月ケ瀬梅林

いよいよ梅の季節になりましたね。それが終わるころには桜の季節がやってきます。ところで現代の日本では、人気の点でやはり梅より桜のほうに軍配があがるのではないでしょうか。

しかし歴史をみてみると、日本人は古来から桜よりも梅のほうを愛でてきたことが分かります。梅は平安貴族の公家たちによく歌われています。万葉集にうたわれた梅の句の数は桜のそれの倍以上と言われています。

梅を特に愛した古来の偉人としては、菅原道真が有名ですね。道真が中央政界での権力闘争に敗れて九州は大宰府に左遷されるときに、梅の木に向かって詠んだ句は有名ですね。

”こち吹かば 匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて春をわするな”

梅を愛した道真ですが、梅と梅の文化を中国から運んできた遣唐使を廃止したのがその道真だったことは、歴史上の皮肉かもしれません。遣唐使が廃止されて国内文化が花開くと、桜のほうに人気が移っていきます。平安時代になると、古今和歌集で歌われる桜の句は、梅の句の数を圧倒的に引き離してしまいます。

関西の梅の名所といえば、京都の北野天満宮、和歌山の南部梅林、奈良の月ヶ瀬梅林、そして大阪城公園の梅林でしょうか。実は戦前まで関西の梅のメッカといえば、阪急沿線の岡本でした。

「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波」とうたわれてました。今は岡本が梅林のメッカだったことを知る人は少ないかもしれません。戦前は阪神電車がわざわざ停留所を設けるほど、観梅は岡本の年中行事でした。

「梅は岡本、桜は生田、松のよいのが湊川」と詠われたこともあります。しかし、昭和13年(1938年)の阪神大水害により周辺の山が崩れ梅林の大半が失われてしまい、残った梅の木も神戸大空襲で焼失してしまったのです。

堺の近くで梅が有名なのは「桜餅」でも有名な藤井寺にある、道明寺に”隣接”している「道明寺天満宮」の梅園ですね。この道明寺天満宮は、やはり菅原道真公を祀っている神社なのです。

そういうわけで奈良の月ヶ瀬に梅を見に行ってきました。今は大体6分咲き程度でしょうか。それでも梅の花が咲き乱れて、観光客も多くて賑わっていました。月ヶ瀬というと「関西の北海道」と呼ばれるほど寒冷な地域なのですが、梅のほかに、お茶、そば、いもなどの名産品でも有名です。

おそらく来週末あたりが最盛期だとおもいますので、少し遠いですが、大阪から車でも電車でも1時間ちょっと程度なのでお出かけください。

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自律神経の回復にビタミンB12

自律神経というのは体の神経をコントロールしてくれる機能を持っていますが、前回も述べましたように年齢とともにその機能も低下していきます。自律神経の機能が悪くなると、例えば慢性疲労、うつ病、神経障害、貧血、冷え性などの症状に結びついてしまいます。

そこで前回は太い血管と、交感神経と副交感神経が集中する首筋を温めることをお勧めしましたが、今回は自律神経の回復を促してくれる食べ物の話です。自律神経の回復を促してくれる物質はビタミンB12を置いてほかにないといわれており、このビタミンは別名「神経ビタミン」とも呼ばれています。

ビタミンB12はよくある食材に含まれていますので、意識しないうちに摂取できているかもしれません。例えば納豆やヨーグルトなどの発酵食品によく含まれていますし、さばやさんまなどの青魚、あさり、いくら、ほたてなど貝類にもよく含まれています。このほかレバーやたらこ、豚肉、牛肉などからも摂取できます。

また効率的に摂取するには食べ合わせも大切です。ネギやニラ、玉ねぎ、にんにくなど、鎮静効果のある硫化アリルを含んだ食材はビタミンB12の吸収を助けます。なので納豆にネギ、アサリ汁にたまねぎ、レバーにニラのレバニラ炒めなどは効果的な食べ合わせ料理になります。

ビタミンB12は更年期を過ぎた女性に特におすすめです。貧血や冷え性にお悩みの女性にとって、ビタミンB12は症状を緩和させてくれる大切な栄養素です。B12は葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビンの生成を助けてくれるからです。

また妊娠中や授乳時期の女性も不足がちの栄養素なので、サプリメントでもよいので摂取してほしいと思います。

ビタミンB12の良さは、これはビタミン全般にも言えますが、過剰に摂取しても、余計なものは尿や汗から体外に排出されますのでほとんど問題にならないことです。

B12はバランスの良い食事を心がけていれば自然と摂取できる栄養素なので、これが不足しがちだということは逆に偏った食事をしていることになります。特にベジタリアンの方は不足しがちなので注意して摂取してほしいと思います。

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首筋を温めて快眠生活

夜、快眠するためには副交感神経を優位にすることが必要です。副交感神経とはリラックスをつかさどる自律神経で、心身の健康には興奮をつかさどる交感神経とのバランスが大事だといわれています。

残念ながら副交感神経は年齢とともにその活動が衰えていきます。副交感神経は20代をピークに30代でがくっと落ち、40代では20代の半分以下になってしまうといいます。

冬ももうすぐ終わろうとしていますが、寒い季節には厚手のコートを着るよりも、首元にマフラーやネックウォーマーをして風を通さないほうが温かく感じますよね。これには冷たい空気が首元から入って体全体を覚まさないようにするというのがまずありますが、それだけではありません。

もう一つの理由は、首には脳と体幹をつなぐ大きな血管と、内臓機能を正常に保つ迷走神経や交感神経が集中している星状神経節が走っているからです。

迷走神経というのは大部分は副交感神経の束でできた神経で、心拍数や胃腸の蠕動運動や発汗などをつかさどる機能を担っています。また星状神経節というのはその名のとおり星の形をした交感神経のかたまりで、頭や首、肩にかかわる血流を調節する役目を負っています。

首周りの大きな血管の部分を温めることで、血流が回復して副交感神経が活性化して自律神経がよくなるというわけです。KKベストセラーズが発行している雑誌「一個人」が「自律神経の賢い整え方」という特集をしています。

その中で順天堂大学の医学部教授の小林弘幸さんが奨めているのは、熱い蒸しタオルを首周りに巻くことです。10分ほど巻いてみると体が暖かくなり、コリも取れて体調がよくなるそうです。

このほか、お風呂に入ったときは、湯船に首まである程度の時間つかるというのも効果的です。特に半身浴と組み合わせることで、深部の体温が39度前後になり、心地のよい入眠につながるといわれています。

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注目され始めている和紅茶

紅茶というと、どうしてもリプトンやマリアージュなどのヨーロッパのブランドを思い出してしまいますが、実は日本は明治時代から戦前まで紅茶の輸出国でした。しかし残念ながら欧米の紅茶に押されて、一時期は完全に和紅茶の生産者はいなくなってしまったといいます。

それでも全国の栽培家たちが細々と続けてくれたおかげで、最近は再び紅茶愛好家の間でも注目されるようになってきました。”和紅茶”という名称自体も比較的最近のもので、2003年に全国地紅茶サミットで赤須治郎さんがつけられたのが始まりです。

和紅茶の特色は以前は香りが弱いとされていましたが、その分癖がなく優しい風味で日本人好みの味わいがするといわれています。紅茶単体で楽しむというよりは、和菓子などと一緒にストレートティで召し上がるのが一つおすすめの飲み方らしいです。

とはいえ和紅茶が注目されだしてから、意欲的な生産者さんの参入もあり、かなり個性的な紅茶が全国各地で栽培されだしています。下の画像は2011年度でありますが、全国のブランドのマップです。

紅茶の世界的な産地といえばインドやスリランカですが、インドやスリランカが国を挙げて外貨獲得のための輸出品にしようとしたのに対して、国産紅茶は日本の生産者が個人で思い思いに作ってきたという違いがあります。ですので地方ごとに味のまとまりがあるというよりは、農家単位でかなり個性的な違いが出てきます。

関西でも和紅茶は栽培されています。奈良県の月ヶ瀬というところは、ちょうど奈良三重滋賀京都と4県の境に位置する「関西の北海道」と呼ばれる非常に寒冷な地域です。ちょうど今が旬の梅林でも有名ですね。番茶や出汁を好む地域性からか、淡麗な味わいが特色の紅茶が栽培されています。

面白いところでは沖縄でも紅茶が栽培されています。沖縄県のサンゴ礁の石灰質を多く含んだ土壌と豊かな日差しのおかげで、香りが強く、しっかりとした甘みとコクのある紅茶になっているそうです。

紅茶がケーキなど西洋菓子に合うなら、和紅茶に合うのはやはりあんこなどの和菓子ですよね。佐賀県の嬉野で栽培されている紅茶は、羊羹にあうキレのある風味があるそうです。ストレートで飲むとよいそうです。佐賀は一人当たりの羊羹消費量が日本一だといわれるほど甘いもの好きですから納得ですね。

このほか、全国200か所以上で栽培されて様々なブランドがでているようです。栽培量自体はまだそこまで大規模生産ではないので、手に入りにくい時期や産地もありますが、最近はネットで帰るところも増えてきましたので、紅茶に関心のある方はチャレンジしてみてほしいと思います。

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その頭痛は酸欠からかもしれません

原因不明の頭痛に悩まされている人も多いと思います。頭痛というのはなかなか原因がわかりづらく、持病の人は大変なことが多いのです。しかし最近頭痛の原因について新たな指摘がでてきました。

それは「酸欠」による頭痛です。特に冬場マスクをつけることを習慣にしている人で、頭痛を覚える人が出てきているのではないかといわれています。

冬にマスクをするのは風邪予防のためですが、これはウイルスをマスクによって入れないというよりは、のどを乾燥させずにウィルスの蔓延を防止する効果を期待してのことです。

しかし、マスクをするということは必然的に多少なりとも酸素摂取量を下げることになります。マスクをつけることで酸素摂取量が減少し、脳への酸素量が減ることで、一種の急性の疑似高山病の症状が出ているのではないかという推測です。

とはいえこれについては疑問もあります。マスク程度でそこまで酸素摂取量が減少するのだろうかという疑問です。特に最近のマスクは通気性の良いものが多く、マスクをすることでそこまで酸素摂取量が減るのだろうかと考えるのももっともなことです。

一般的には、北アルプスなど標高が2000メートル級のところで、酸素量は20%程度低下し、富士山の3000メートル級では、酸素量は40%程度低下するといわれています。そして高山病が発生するのは、標高2000メートル程度からといわれていますので、酸素量が20%程度低下すると、頭痛や吐き気などを訴える人が出てきてもおかしくはないということになります。

マスクをつけるだけで酸素摂取量が20%も減少することがあるのか、については科学的な分析を待ちたいと思います。ただしマスク以外の複合的な要因で、一時的でも酸素摂取量がそれなりの割合で減少することはあるかもしれません。

例えば冬の間にマスクをしながら、満員に近い朝の通勤列車に乗ることを考えてみましょう。満員でも今の列車には最新の換気設備が備わっているので、そこまで外気と比べて酸素量が極端に少ないというわけではないと思います。

しかし満員列車では他人との接触から呼吸が薄くなっているはずです。冬場だと首元を締め付けるようなマフラーや上着を着ているので、さらに酸素摂取量は減少していることも考えられるでしょう。学校でも冬場は暖房が入っていて換気を怠ると、教室内での空気に含まれる酸素量は減少してしまうでしょう。

そうなると酸素摂取量が20%程度、通常の場合と比較して下がることはありうるかもしれませんね。

現在このように酸欠による頭痛が実際症状として表れているのかについて、医学的見地から研究分析がされているわけではありませんが、可能性としてはありうるということは言えるかと思います。

冬場、特にマスクをしてから頭痛を覚えることが多くなったと感じる人は、一度外に出て大きく深呼吸をして新鮮な酸素をたっぷりと体内に取り込んでみましょう。それによって頭痛の症状が改善されれば、やはり酸欠状態であった可能性はあると思います。

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